難民と共に生きる
ウクライナへのロシアの軍事侵攻が苛烈さを増している。二〇二二年四月十七日時点で、ウクライナ難民の数は五百万人を超えたという。
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貴重な資材をよりよく生かす 式年遷宮に見る持続可能な開発
先日、電車に乗った際に、車両内の全ての広告が、SDGs(持続可能な開発目標)についての啓発ポスターであるのに気づいた。すっかり社会の中で馴染(なじ)んできた用語となったSDGsに関する啓発が、平成二十八(二〇一六)年に開始されてからはや6年。街を歩けば、カラフルな輪が特徴的なSDGsのバッジを、スーツやジャケットの襟に身に着けるビジネスマンの姿を多く見かける。
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ニュースで知る紛争
ロシアによるウクライナへの侵攻が日増しに激化している。メディアが報じるニュースの内容はおぞましく、信じがたいものばかりだ。
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ロシアのウクライナ侵攻
コロナ禍がなお続く中、2月24日にウクライナへのロシアの侵攻が生じて世界が震撼(しんかん)している。理由はともあれ、ロシア一国の判断による他国への武力侵攻は国際法違反に他ならず、これを許したら、世界に戦争が次々と起こりかねない。ナチス・ドイツのポーランド侵略を想起させる深刻な事件であり、それが第二次世界大戦の起点となったように、世界大戦への導火線になることすら憂慮される。
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民間信仰で奉斎される石碑や石塔 我が国における神々の共生の姿が
地域神社の調査でまちあるきをしていると、今でもふと、路傍の石碑や石祠(せきし)、石像などに目を奪われることがある。小生が幼い頃、お盆に家族でお墓参りをした帰り、村境にあった石碑の存在が気になったことがあった。その石碑が何であるかを父に尋ねると、それは「サイの神さん(サイノカミ)だよ」と教えてくれた。さらに父は、石碑の近くに据え置かれていた力石(ちからいし)の意味合いに触れ、かつてこの石を用いてムラの力持ちを決めるために、村の若者らが集まって力試しを行い、その様子を見物する人々で賑(にぎ)わっていたという民俗行事の様子をも付け加えて話してくれたのを思い出す。
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つながりと孤立
昨年日本は、イギリスに次いで世界で二番目となる「孤独・孤立対策担当大臣」を設けた。様々な社会問題の根っこに孤独・孤立があるとし、予防と解決に向けて動き出したのだ。
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ついに代表的なコロナ感染国となった日本
前回(第59回)では、新年に合わせて「栄福社会」という明るいビジョンを描いたが、それ以後、懸念したとおりにオミクロン株は猛威を振るい、日本社会を席捲(せっけん)している。東京における私たちの周辺でも、次々と幼稚園や学校などの施設で感染報告や休園・休校などが相次いでいる。一日の新規感染者数は全国で10万人前後というように、第5波までとは桁違いの多さになっている。
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相撲の歴史と神道の関わりをひもとく 五穀豊穣を祈念し、豊凶を占う神事
毎年、新春の初詣が一段落つく頃になると、明治神宮の拝殿前で大相撲の横綱力士による「手数入(でずい)り」と呼ばれる奉納土俵入りが行われる。コロナ禍で昨年は中止されたものの、毎年一月五日から八日頃の、大相撲の初場所前に実施される行事で、本年は場所後の二月一日に行われた。テレビのニュース番組等で報道され、また、三月の大阪場所後の春巡業に際しても伊勢神宮や靖國神社で奉納されているので、読者にはご存じの方も多いだろう。
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他者の声を聴く
二〇二二年は寅年(とらどし)だ。みなさんが、今年もらった年賀状の虎の絵は何色で描かれているだろうか。
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明暗を超えて栄福の時代へ――二極化と価値観の変化
危惧していたように、やはり第6波が始まり、オミクロン株の脅威も身近に迫りつつある。さほど深刻にならずに正月を祝えた地域が多かったのは、せめてもの幸いだった。昨年は1月8日に緊急事態宣言が出たわけだから、ほぼ同じ時期に感染急増が繰り返されているわけだ。私たちは再び不要な外出を控え、徳をもって行動を自制し、最大限の自衛をしなければならない。
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