平和回復への希望――不正なイランへの先制攻撃
アメリカとイランの戦争は、6月15日に戦争終結合意が発表され、事態が大きく好転した。これが恒久的な終戦へとつながることを心から祈りたい。
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倫理的正統性の疑われる総選挙――帰結の顕在化
前回は、「戦後未曽有の国難」到来の兆候という見出しで書き始めたが、この1カ月でいよいよ顕在化してきた。建設業界では資材不足で工事ができなくなり始め、さまざまな日用品も価格高騰が目立つようになった。カルビーのポテトチップスやかっぱえびせんの包装が白黒の「石油原料節約パッケージ」になるというのは、象徴的だ。それでも、政府は石油・ナフサ供給見通しの間違いを認めず、「目詰まり」と糊塗(こと)し続けている。それどころか、官邸幹部からは「売名行為だろう」という発言(朝日新聞、5月20日)まで飛び出した。
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「戦後未曽有の国難」到来の兆候――生命と生活を守る国民的運動を
昨年11月以来、毎月、「国難」が来ると警鐘を鳴らし続けてきた。半年も経たずにいよいよ本格化し始め、「戦後未曽有の国難」となり始めた。今はまだ序曲だが、不安を感じる人も多いはずだ。
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イラン先制攻撃による不法な戦争
イスラエルとアメリカが、2月28日にイランに先制攻撃を行い、極めて深刻な戦争が始まった。イランの宗教的な最高指導者アリー・ハメネイ師や政治家・軍人などの高官、要人たちが殺害されたのである。イラク戦争の時ですら「大量破壊兵器」(核兵器)製造に関する査察の結果や国連安全保障理事会決議という理由をアメリカは掲げていたのに、今回、トランプ大統領は核兵器開発やイランの攻撃準備について証拠すら示さず、いきなり攻撃してイランの体制転覆を呼びかけた。
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覇道の勝利と中道の惨敗――生活苦や自由民主主義の縮減、改憲と戦争への道
衆議院議員総選挙の結果、自民党が圧勝して中道改革連合は惨敗した。前回述べたように、この選挙は、権力保持という自己利益を狙う奇襲攻撃だから、いわば「覇道」であり、「中道」が敗北したわけだ。「関ヶ原の戦い」に連合軍が敗れたのだから、陰鬱(いんうつ)な日々が到来することは避けられない。
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※前編はこちらから
価値の共創――徳義共生主義の連合理念
倫理的中道を徳とみなす上で大事なのは、価値の共創という視点である。現在の日本政治では、価値を語らないリベラリズムと、感情を煽るポピュリズムが、結果として倫理を空洞化させてきた。リベラル政党の弱点は、ここにある。私たちの選挙分析では、立憲民主党の支持者には(徳や、心の豊かさ、脱物質主義などの)価値を重視する人が多いが、この政党は価値を訴えないので、支持層は棄権に回っていることが多く、伸び悩みの原因となっていた。
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「天下分け目の関ヶ原」となるエゴイズム解散――統一教会問題と反倫理的政治
前回、私は「国難の昂進」と題して、現在の日本政治が、上からのポピュリズムと下からのポピュリズムの結合によって、危険な局面に入りつつあることを論じた。外交の失態、経済運営の無責任さ、そして何よりも、政治における倫理性や精神性の空洞化が、国全体を不安定にしていると診断したのである。
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国難の昂進:外交失態による国際的孤立
前回に書いた「国難」はますます昂進(こうしん)している。高市早苗首相は、大失言について撤回や謝罪を拒んでいるので、中国の態度はさらに硬化した。国際会議で日本を非難するとともに、大規模演習を行って日本を威圧した。その際に、空母から発艦した自衛隊機に中国軍機がレーダー照射を行ったと日本側は発表して非難の応酬となった。
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国難の到来――再び日中戦争や経済破綻に向かうのか?
先月に深刻な懸念を書いてから1カ月も経たないうちに、まさに国難が到来した。そこで今回も政治的論評に集中する。
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日本政治の暗転――戦後80年所感の警告
10月21日、高市早苗内閣が発足した。これは、日本政治にとって極めて深刻な歴史的事件になり得るので、今回は日本政治に絞って論じよう。
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