清水寺に伝わる「おもてなし」の心

清水寺に伝わる「おもてなし」の心(4) 写真・文 大西英玄(北法相宗音羽山清水寺執事補)

「祈り」とは

新型コロナウイルスの感染が広がる中で、冒頭まずもって、一刻も早い世相の安寧と、困難に直面している方々のご快復を皆様と共に祈らせて頂きたい。

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清水寺に伝わる「おもてなし」の心(3) 写真・文 大西英玄(北法相宗音羽山清水寺執事補)

吉岡秀人先生の話

「父と子と聖霊のみ名によってアーメン」。親に言われるがままカトリックのノートルダム学院小学校に入学し、給食の際に同級生と一緒に祈りを捧げていたことを、今は懐かしく思い出す。恥ずかしながら、生まれ育った自身の環境に抵抗感が強く、思えば自分の寺ではなく、この小学校での給食が、祈りの習慣の原点であったと感じる。

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清水寺に伝わる「おもてなし」の心(2) 写真・文 大西英玄(北法相宗音羽山清水寺執事補)

見えないものへの意識 感謝と尊敬を未来へ継承

「ここから次の目的地まで、ゆっくり歩いて5分ほどです」。境内にて参拝者を案内する際、私はいつもこのように声を掛ける。相手の都合にもよるが、本堂をはじめ4、5カ所ほど回ることが多い。その中で出発地点から次の目的地までのおおよその所要時間をその都度、事前に伝えるよう努めている。

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清水寺に伝わる「おもてなし」の心(1) 写真・文 大西英玄(北法相宗音羽山清水寺執事補)

清水寺での日々

「どうして和尚をしているのか」。今まで度々尋ねられた質問の一つだ。

寺務所職員によるお茶とお菓子の接待が整うと、それからが境内案内役としての自分の出番となる。案内役は簡単なようで難しい。来賓が待つ迎賓室へ向かう時に独特の緊張感がある。その時お目にかかる方々のほとんどが初対面であるからだ。

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