カルチャー

絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 3月

『預言者』

大学の教員をしていた祖父の家には、本で埋め尽くされた書斎がありました。

続きを読む

この連載の記事一覧

バチカンから見た世界(150) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

性差別なく普遍の救いを説くローマ教皇と法華経

バチカンのシスティーナ礼拝堂にあるミケランジェロ作の「最後の審判」では、審判を下す神が“男性”として描かれている。このように、アブラハム信仰(ユダヤ教、キリスト教、イスラーム)では、カトリック教会も含めて、人間を男女に区別し、結婚を男女間での契りとして解釈する傾向を強くしてきた。

続きを読む

この連載の記事一覧

DJボウズの音楽語り(10) 文・戸松義晴(浄土宗心光院住職)

LIVE AT THE APOLLO

今回は、ディスコではまったジェームス・ブラウンを紹介します。

続きを読む

この連載の記事一覧

バチカンから見た世界(149) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

3宗教間の融和なくして中東和平は実現できない(7)―ガザ戦争に割れるユダヤ教徒たち―

イスラエルのネタニヤフ首相は、ヘブライ語聖書(旧約聖書の原典)の一節を引用しながら、イスラエル軍によるパレスチナ領ガザ地区でのイスラーム過激派組織ハマスの掃討作戦を正当化した。この中で、「アマレク人があなた(イスラエルの民)に対して何をしたかを思い起こせと、私たちの聖書が呼びかけている」「私たち(イスラエル国民)は、(アマレク人の所業を)記憶している」と訴えている。

続きを読む

この連載の記事一覧

バチカンから見た世界(148) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

3宗教間の融和なくして中東和平は実現できない(6)―対話のない戦争―

1月15日、ローマのカトリック大学で新学期の始業式が行われた。その席上、聖都エルサレムのラテン(ローマ)系カトリック教会のピエルバッティスタ・ピッツァバッラ大司教(枢機卿)が講演した。

続きを読む

この連載の記事一覧

絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 2月

『もりのなか』

少女と蓑虫(みのむし)の出会いを描いたこの作品は、私の幼少期の愛読書、マリー・ホール・エッツの絵本からタイトルを付けました。

続きを読む

この連載の記事一覧

バチカンから見た世界(147) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

3宗教間の融和なくして中東和平は実現できない(6)―イスラエル・ハマス間戦争後のガザ地区はどうなるのか?―

イスラエルのネタニヤフ政権は、パレスチナ領ガザ地区におけるイスラーム過激派組織ハマスの掃討作戦が長期間にわたると予告し、作戦終了後もイスラエルの安全保障を理由に、ガザ地区におけるパレスチナ自治政府(PNA)の主権を排除し、実効支配を予測させるような発言をしている。

続きを読む

この連載の記事一覧

バチカンから見た世界(146) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

3宗教間の融和なくして中東和平は実現できない(5)―「2国家共存」を拒否するイスラエル―

「47NEWS」は1月19日、イスラエルのネタニヤフ首相が18日の記者会見で、「バイデン米政権が求めるパレスチナ国家樹立による『2国家共存』を拒否する考えを改めて表明した。米側にも伝達したと述べた」という共同通信の記事を掲載した。さらに、「ヨルダン川西岸の全域について、将来的に『イスラエルが治安を管理する必要がある』とし、西岸のパレスチナ自治区への関与も強める意向を示した」と報じた。

続きを読む

この連載の記事一覧

DJボウズの音楽語り(9) 文・戸松義晴(浄土宗心光院住職)

MEUS SONHOS DOURADOS

今回ご紹介するのは、日本のカフェやレストランなどで耳にすることの多いボサノヴァのアナログレコードです。ボサノヴァにはポルトガル語で「新しい」という意味が含まれていて、日本でいえば演歌の全盛期にニューミュージックが出てきたように、ブラジルで新しいタイプの音楽として1950年代に生まれました。

続きを読む

この連載の記事一覧

絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 1月

『星を目指す白鳥の話』

「ぼくはいつでも自分をどこか、或(あ)る目的地へゆく旅人であるように思う」
——ゴッホの手紙より

続きを読む

この連載の記事一覧