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5月の一食啓発月間を前に 本会一食平和基金 新「中期方針」と令和6年度「運営計画」発表

「一食(いちじき)を捧げる運動」(一食運動)の啓発月間(5月)を前に、立正佼成会一食平和基金運営委員会(委員長=齊藤佳佑教務部長)はこのほど、同基金の運営に関する「中期方針」(2024~29年)と、「一食運動」の「中期推進計画」(24~26年)を発表した。また、「中期方針」に基づく令和6(24)年度の運営計画として、総額2億434万6000円の支援予算を計上。「教育・人材育成」など全8分野に及ぶ国内外の平和・社会活動に充てられる。(「一食運動」の「中期推進計画」、「ドリーム・ギフト」、齊藤委員長の談話などは、後日詳報)

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スリランカのアリヤラトネ博士が逝去(海外通信・バチカン支局)

1992年に第9回庭野平和賞を受賞した、サルボダヤ・シュラマダナ運動の創始者であるアハンガマジー・チューダー・アリヤラトネ博士が4月16日、逝去した。92歳だった。同日、ローマ教皇庁外国宣教会(PIME)の国際通信社「アジアニュース」が伝えた。

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“弱さ”と共に生きる――南直哉氏、小澤竹俊氏による問題提起と提言

現代社会は、家庭や仕事などで直面するさまざまな苦しみを他者と分かち合うことが難しく、孤独や生きづらさを感じやすいといわれる。厚生労働省が2017年に行った「患者調査」によると、15年前と比べ、「神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害」の外来患者数は約1.7倍と顕著に増加している。

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【浄土宗僧侶・西村宏堂さん】LGBTQ当事者の僧侶が説く、自分らしく生きることについて

“ハイヒールをはいたお坊さん”と呼ばれ、浄土宗僧侶、メイクアップアーティストとして活躍する西村宏堂さん。LGBTQ(性的少数者の総称)の当事者であると公言し、その経験を踏まえて、仏教精神を基に、性別、人種、宗教などの違いに関係なく皆が平等であるというメッセージを発信し続けている。西村さんに、活動の原点にある思いや、自分らしく生きるためのヒントを聞いた。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(85) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

復活の季節

4月になり、暖かい日が増えてきた。欧米では、生命の復活と繁栄を祝うイースター(復活祭、今年は3月31日)があり、日本では桜が開花する季節がやってきて、学校では新学期が始まる。

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バチカンから見た世界(156) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

3宗教間の融和なくして中東和平は実現できない(8)―戦火ではなく星によって照らされる天地を求める教皇―

イスラエルは4月1日、シリアのダマスカスにあるイラン大使館を爆撃した。公館を攻撃することは、国際法によって禁じられている。その報復として、イランは13日夜から14日にかけて、大量のドローンやミサイルをイスラエルに向けて発射。イランが自国内から直接、イスラエルを攻撃するのは初めてのことだった。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 3月の法話から

3月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋しました。(文責在編集部)

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大聖堂で「降誕会」 庭野会長が法話 自らの尊さに気づき、日常生活を真剣に(動画あり)

「南無釈迦牟尼仏の御前(おんまえ)に 天童 舞いでて 申しあげたてまつる――」。稚児(ちご)総代を務めた佼成育子園の園児二人が「稚児讃歎(さんだん)文」を懸命に読み上げ、園児19人が桜花のついた小枝を両手に「きれいなお花」の曲に合わせて愛らしい遊戯を披露し、苦しむ衆生を救うためにこの世に生まれた釈尊の生誕をことほいだ。

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中央学術研究所から『大乗仏典思想叢書』第9号が発刊 仏教思想研究発展に貢献

立正佼成会中央学術研究所はこのほど、『妙法蓮華経』の原典(底本)研究に資する『Philosophica Mahāyāna Buddhica Monograph Series(大乗仏典思想叢書=そうしょ=)』の第9号『梵文(ぼんぶん)法華経「ケルン・南條校訂本」ローマ字本・脚注補完 第3分冊』を発刊した(同8号第2分冊は2023年に既刊)。同研究所学術研究室の西康友主幹が編纂(へんさん)した。

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TKWO「大井剛史常任指揮者就任記念演奏会」開催

2024年4月、東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)は、常任指揮者に大井剛史氏、楽芸員に作曲家の中橋愛生(よしお)氏を迎え、新たなスタートを切った。その幕開けとなる「大井剛史常任指揮者就任記念演奏会」が同5日、東京オペラシティコンサートホール(東京・新宿区)で開催され、1100人以上が来場。中高生の姿も目立った。

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