佼成会、あの日、あの時

立正佼成会では毎年、身近にできる国際支援活動として「一食(いちじき)ユニセフ募金」「アフリカへ毛布をおくる運動」「親子で取り組むゆめポッケ」に取り組んでいる。「一食ユニセフ募金」は、1979年にスタートし、街頭で市民に募金への協力を呼び掛けてきた。ユニセフを通じて支援された浄財は69億円を超える。「アフリカへ毛布をおくる運動」は、日中の気温が30度を超え、朝晩は氷点下近くまで冷え込むことがあるアフリカの高原地域に住む貧しい人々や、HIV(エイズウイルス)陽性者、障害者のいのちを守るため、日本の毛布を届ける取り組み。この運動は現在、本会を含めた4団体で構成されている。また、紛争や迫害によって厳しい状況下で暮らす子供たちの幸せを願い、手作りの袋(ゆめポッケ)に文房具やおもちゃなどを詰めて届ける「親子で取り組むゆめポッケ」は、小学生や中学生を中心に進められている。

一食ユニセフ募金

アフリカへ毛布をおくる運動

ゆめポッケ

1938年3月5日、庭野日敬開祖、長沼妙佼脇祖によって「大日本立正交成会」(60年、「立正佼成会」に改称)が創立された。本部は、東京・中野区神明町で牛乳店を営む庭野開祖の自宅の2階に置かれた。名称の「立正」とは、「この世に正法、すなわち『法華経』の教えをうちたてる」という意。佼とは「信仰的な交わり」、成は「人格の完成、成仏」という理想を表したものだ。42年には、会員の増加に伴い、本部道場を杉並区和田本町に。終戦後、会員の増加に伴い、それまでの道場では手狭になり、49年に本部道場(現・発祥の地修養道場)が建設された。生活は苦しかったが、多くの人が仏道に目覚め、教えを実践した。

草創期の花まつり

教えを求めて

庭野開祖と長沼脇祖