仏教

新・仏典物語――釈尊の弟子たち(7)

ヒマラヤの山々も、泣いている

空が白みはじめると、雪に覆われたヒマラヤの峰々が、その姿を現し出しました。麓に広がる森の緑は、朝の光を受け、徐々に鮮やかさを増していきます。そうしたゆるやかな時の流れを、マンダーキニー湖の湖面は、静かに映し出していました。そして今、湖畔にある草庵で、一人の老修行者がひっそりと息をひきとろうとしていました。 続きを読む

えっ、これも仏教語!?(12) 【あいきょう】愛嬌

【あいきょう】愛嬌

現在は「愛嬌」と書きますが、本来は「愛敬」。 続きを読む

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法華経のこころ(4)

人間の生き方の究極の境地が示された法華三部経――。経典に記された一節を挙げ、それにまつわる社会事象や、それぞれの心に思い浮かんだ体験、気づきを紹介する。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(6)

子を亡くした母の悲しみは……

托鉢(たくはつ)に歩いているとき、パターチャーラーは一人の女性に呼び止められました。

「尼僧さま」

パターチャーラーは振り向き、その女性の目を見た瞬間、彼女が深い悲しみを抱いていることに気づきました。

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えっ、これも仏教語!?(11) 【つっけんどん】突慳貪

【つっけんどん】突慳貪

現在、一般的には「無愛想なこと」を表す一つの言葉として使われています。

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法華経のこころ(3)

人間の生き方の究極の境地が示された法華三部経――。経典に記された一節を挙げ、それにまつわる社会事象や、それぞれの心に思い浮かんだ体験、気づきを紹介する。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(5)

暁の空に、星はきらめいて

腫れた足の皮膚は破れ、血がにじみ、身にまとった黄色の衣は土ぼこりと汗にまみれていました。頬はこけ、憔悴(しょうすい)しきったその老女の姿は、遠い道のりを歩き続けてきたことを物語っていました。

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法華経のこころ(2)

人間の生き方の究極の境地が示された法華三部経――。経典に記された一節を挙げ、それにまつわる社会事象や、それぞれの心に思い浮かんだ体験、気づきを紹介する。

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えっ、これも仏教語!?(10) 【あいさつ】挨拶

【あいさつ】挨拶

中国の宋の時代に完成した、禅宗の教本『碧巌録』に記載されている「一挨一拶(いちあいいっさつ)」に由来します。「挨」は押す、近づく、寄り添う、「拶」は迫るという意味です。

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法華経のこころ(1)

人間の生き方の究極の境地が示された法華三部経――。経典に記された一節を挙げ、それにまつわる社会事象や、それぞれの心に思い浮かんだ体験、気づきを紹介する。

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