ライフ

TKWO――音楽とともにある人生♪ トランペット・奥山泰三さん Vol.2

トランペットの華々しい音色にすっかり魅了された奥山泰三さん。当時の人気お笑いTV番組のコント映像よりも、その奥に並ぶビッグバンドのトランペッターの演奏が気になるほど、“トランペット少年”でした。東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)入団後から大切にしてきたプロ奏者としての自負や、技術のさらなる向上を目指した努力の数々とは?

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TKWO――音楽とともにある人生♪ トランペット・奥山泰三さん Vol.1

日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。また長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。本企画の21人目に登場するのは、トランペット奏者の奥山泰三さん。今回は、トランペット鼓隊との運命的な出合いやTKWOとつながる縁について聞いた。

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男たちの介護――(16) 遠距離の老老介護 母と穏やかな時間を過ごすために

連れ合いを亡くした母親を案じ

携帯電話の着信音が鳴った。「お父さんが入院した」。平成23年春、仲田惠三さん(71)は、母親のきよさん(92)からの知らせに「すぐに行く」と返答ができなかった。父親の政夫さんは、インフルエンザの予防接種後、風邪をこじらせ、肺炎を患ったという。気がかりでないといえば嘘(うそ)になる。だが、地元の地区役員の仕事で毎日、予定が詰まっていて、駆け付けることはできなかった。

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男たちの介護――(15) 岡田利伸さんの体験を読んで 津止正敏・立命館大学教授

人生に深みもたらす介護体験

介護をする人や、される人の属性を、類型化あるいは数値化すると、介護の全容が分かったような気持ちになります。根拠のある介護の方法を得られるような気持ちにもなります。でも、それはとんでもない勘違いであることは、これまでの本連載でも明らかになっていますが、今回の岡田利伸さん(68)=仮名=の介護体験のケースでもそうでした。介護は常に具体であり、個別であり、そして、特殊な生活行為であることを教えられたのです。

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ちょっと軽く、ストレッチしてみましょう(11.ぎっくり腰) 加瀬剛(スポーツトレーナー、佼成学園高アメフット部ヘッドトレーナー)

「体幹を鍛えることで当たり負けない体をつくる」をモットーに、佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」の全国大会3連覇に貢献したスポーツトレーナー加瀬剛氏。日頃は、接骨院の院長として、多く人のケアに当たっている。体の構造を知り、毎日をしなやかに過ごすにはどうすればいいか――体の専門家としてアドバイスする。(※ケアの方法を動画で紹介)

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TKWO――音楽とともにある人生♪ クラリネット・大浦綾子さん Vol.3

クラリネット奏者の大浦綾子さんは、10年以上にわたり東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)のエキストラを務め、2001年に正式に団員として加わった。最終回では、大浦さんが演奏家として大事にしていること、吹奏楽に取り組む中高生に向けたメッセージなどについて伺った。

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男たちの介護――(14) 母への感謝 激動の中で見えた幸せ

家族みんなが幸せになれた

トラックの行き交う国道を離れると、やがて道は緩やかなカーブに差し掛かった。眼前には瀬戸内海の美しい景色が一面に広がる。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ クラリネット・大浦綾子さん Vol.2

東京藝術大学大学院在学中から、大浦綾子さんはフリーのクラリネット奏者として活動を始めた。コンクールなどに出場する一方、フレデリック・フェネル氏(TKWO桂冠指揮者)が常任指揮者を務める東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)に、継続的にエキストラとして参加するようになり、2001年に団員として正式に入団した。今回は、TKWOと演奏した時の第一印象、そして、フェネル氏との思い出について聞いた。

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男たちの介護――(13) 母への感謝 激動の中で見えた幸せ

二人の母へ少しでも恩返しを

ただならぬ物音に目を覚ました。夜中である。岡田利伸さん(68)は跳び起きると部屋を出た。洗面所へ通じる廊下の片隅に義母のチヨさん(当時85歳)が倒れているのを見つけた。

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男たちの介護――(12) 徳田昌平さんの体験を読んで 津止正敏・立命館大学教授

支える仕組みと「気づき」の力

役目を終えた現在だからこそ、分かることもあるのでしょう。「人の輪に支えられて得た静穏な日々」にあるという徳田昌平さん(74)=仮名=の介護体験に学ぶ点は多く、在宅での認知症介護には、介護者を支える仕組みがどうしても必要だということです。

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