令和8年次 学林合同入林式

春の陽気に包まれた4月5日、令和8年次「学林合同入林式」が、立正佼成会の庭野日鑛会長臨席のもと法輪閣(東京都杉並区)で開催された。熊野隆規理事長はじめ、教団役職者や保護者ら130人が出席。大樹63期生4人、光澍大学科52期生5人、光澍ロータス19期生2人、芳澍女学院情報国際専門学校33期生15人、蓮澍・海潮音科33期生2人が入林した。
式典では、入林生を代表して8人が「誓いの言葉」を発表した。この中で、芳澍女学院の東海林由佳さん(19)=北教会=は、「何度挫折をしても信じて手をとってくださった方々のように、私も人に寄り添い、信じ続けられる人になることを誓います」と語った。
杉野恭一学林学長による訓話に続き、社会運動に携わる仏教者の世界的なネットワークであるINEB(国際仏教徒ネットワーク)を創設したスラック・シバラクサ師が、来賓祝辞としてビデオメッセージを寄せた。
シバラクサ師は、現代の仏教徒にとって大切な課題は「社会の中にある『構造的暴力』を理解し、それを非暴力によって乗り越える道を見いだしていくこと」と指摘。他宗教、無宗教の人々とも協力し、自然環境と調和した生き方をするとともに、人権や人間の尊厳などを大切にする社会を築く必要性を説いた。そして、全ての人々のいのちのために行動してこそ、「庭野日敬先生の生誕120年を本当の意味で讃(たた)えられるのだと思います」と結んだ。
熊野理事長のあいさつの後、法話に立った庭野会長は、工学博士である故・森政弘氏の話を紹介する形で、刃物は人をあやめるためにも、手術で人を救うためにも使うことができ、それを仏教では善悪を超えた「無記」と言うと説明。こうしたものを「私たち人間が生かしていく方向に使えば、善の働きをすることができる」と説いた。
さらに、宇宙から撮影した地球の写真を示し、一人ひとりの人間が「地球人」であることを改めて自覚して、「世の中が平和になるよう、真剣になってお互いに努力をしてまいりたい」と述べた。
なお、同日午後には、芳澍女学院情報国際専門学校の入学式がセレニティホールで行われた。





