弱小チームから常勝軍団へ
弱小チームから常勝軍団へ~佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」クリスマスボウル3連覇の軌跡~(10)最終回 文・相沢光一(スポーツライター)
佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」のクリスマスボウル4連覇への挑戦は終わった。結果は、惜しくも準優勝。52連勝と負け知らずで歩んできたロータスが味わった敗戦を、部員や小林監督はどう受け止めたのか。
弱小チームから常勝軍団へ~佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」クリスマスボウル3連覇の軌跡~(9) 【特別インタビュー】 文・相沢光一(スポーツライター)
高校アメリカンフットボール日本一決定戦『クリスマスボウル』が12月22日、横浜スタジアムで行われる。第50回を迎える節目の大会であるとともに、佼成学園高校「ロータス」にとっては4連覇へのチャレンジとなる重要な試合だ。しかも対戦相手は昨年、ロータスが大逆転で下した立命館宇治高校(関西代表校)。雪辱を期して並々ならぬ闘志でぶつかってくるに違いない。この“大一番”を、小林孝至監督はどんな心構えで戦おうとしているのか。話をうかがった。(聞き手・相沢光一)
弱小チームから常勝軍団へ~佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」クリスマスボウル3連覇の軌跡~(8) 文・相沢光一(スポーツライター)
統制が厳しくなりがちな日本のスポーツ界で、アメリカンフットボールを好きになり、プレーを楽しむことで部員の主体性を育む文化が「ロータス」に根付いた。日本一に登り詰めたロータスのチーム力は、小林孝至監督一人が生み出したものではない。そこには、大勢の協力者の存在があった。
弱小チームから常勝軍団へ~佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」クリスマスボウル3連覇の軌跡~(7) 文・相沢光一(スポーツライター)
「連覇」を目標に掲げ、2016年のクリスマスボウル出場から3連覇を果たした佼成学園アメリカンフットボール部「ロータス」。合理的な指導方法と共に、頼れるリーダーが育つ小林孝至監督独自の人材育成システムが、自律した組織を確立していく。
弱小チームから常勝軍団へ~佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」クリスマスボウル3連覇の軌跡~(6) 文・相沢光一(スポーツライター)
独自の練習法で徐々に力をつけ、強豪の一角に食い込んだ「ロータス」。しかし、クリスマスボウル(日本一決定戦)進出を賭けた試合では、いま一歩相手に及ばなかった。そんなロータスを覚醒させ、壁を突き破らせたキーワードは「連覇」だった。
弱小チームから常勝軍団へ~佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」クリスマスボウル3連覇の軌跡~(5) 文・相沢光一(スポーツライター)
1年生にも実践的な指導を行い、アメリカンフットボールの面白さを知ってもらうことで「ロータス」は着実に強くなっていった。主体的に練習に取り組む選手の存在が、チーム力向上に好循環をもたらしていく。
弱小チームから常勝軍団へ~佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」クリスマスボウル3連覇の軌跡~(4) 文・相沢光一(スポーツライター)
1994年、25歳で「ロータス」の監督に就任した小林孝至監督。佼成学園高校の体育教師でありながら、社会人クラブチームの雄「アサヒビール・シルバースター」の若き現役選手でもあった小林監督による指導が始まった。
弱小チームから常勝軍団へ~佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」クリスマスボウル3連覇の軌跡~(3) 文・相沢光一(スポーツライター)
激しい攻防に耐える体力と知的な戦略で得点を狙うチーム力が求められるアメリカンフットボール。部員数が少なく、試合では圧倒的不利な状況が長く続いていた佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」に、優秀な人材が集まり始めた。
弱小チームから常勝軍団へ~佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」クリスマスボウル3連覇の軌跡~(2) 文・相沢光一(スポーツライター)
2018年の「クリスマスボウル」を制し、3年連続で高校アメリカンフットボールの日本一となった佼成学園「ロータス」。大学の付属校が王座を占めてきた大会の歴史に終止符を打った「ロータス」だったが、創部当初から長く深刻な人材不足に悩んでいた……。
弱小チームから常勝軍団へ~佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」クリスマスボウル3連覇の軌跡~(1) 文・相沢光一(スポーツライター)
高校アメリカンフットボールの日本一を競う「クリスマスボウル」で、初出場初優勝から3連覇の快挙を果たした佼成学園高校「ロータス」。関東地区の強豪校に敗れ続けてきた「ロータス」が、いかにして負けないチームへと進化していったのか。長期連載でスポーツライターの相沢光一氏が解明していく。