つらさを共有することの大切さ 一人で抱え込まないで
これまで2週にわたり藤堂靖之さん(69)=仮名=の介護体験をリポートした。長年、母・智代さん=仮名=の介護にあたった藤堂さんの体験を、立命館大学の津止正敏教授(社会学)に振り返ってもらった。
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音楽を極めるにも、楽団員が心を合わせて音を奏でるにも愛情が大切と田中靖人さんは話す。今年4月で入団30年になり、来年にはTKWOが創立60周年を迎える。楽団として大切にしてきたこと、今後の抱負とあわせて聞いた。
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同じ悩み抱える人に寄り添い
玄関の郵便受けに、一枚のチラシが入っていた。「介護で悩んでいませんか?」。そう書かれていた。毎月第4木曜日、地域の福祉センターに男性介護者が集うサロンの紹介だった。
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中学の先輩の影響でジャズが好きになり、ジャズミュージシャンを目指した田中靖人さん。しかし、後に出会った恩師はジャズが大嫌いだった。田中さんはどんな選択をするのか――。話は、TKWOのコンサートマスターとしての役割などについても及んだ。
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今度は自分が母に尽くす番
出向が決まった。勤務先も名古屋になる。藤堂靖之さん(69)は定時制高校を卒業後、広島市内の大手製鉄機械メーカーで働いてきた。さまざまな部署を経験し、50歳の時に名古屋の関連会社へ出向することになったのだ。
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日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。今回は、TKWOコンサートマスターで、アルトサクソフォン奏者の田中靖人さんへのインタビュー。音楽の道を歩むスタートは、友達の安易な一言から始まった。出会うべくして出会ったのかもしれない――。
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「文学の役割」を考える――「『時代』の声を伝えて」を終えて
昨年1年間、本紙デジタル上で月に2回、70年以上にわたる「戦後」の文学史の中から、その時々の社会状況や問題に深く切り込む小説を取り上げて論評してきた。そこで改めて確認できたことがいくつかあった。まずは、私の思想遍歴を挙げながら、そのことに触れさせて頂く。
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東京フィルハーモニー交響楽団(東フィル)でプロの演奏家として歩み出した前田芳彰さんは、オーストリア・ウィーンへの留学を経て、フリーでの活動を決意した。最終回となる今回は、東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)との出合い、そして、自らの演奏に懸ける思いについて聞いた。
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ユートピアを求めて(8)――「沈黙」の先に現れてくるものは……
この連載の2回目に、2011年3月11日の東日本大震災後に起こった「フクシマ」(東京電力福島第一原子力発電所の事故とその被害)に触発されて書かれたディストピア(反ユートピア)小説の代表として、北野慶の『亡国記』(2015年)を取り上げた。
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ケアマネジャーなど公的サービスを活用 体験を肯定し、今後の人生を支える糧に
2週にわたり、山田房雄さん(81)=仮名=の介護体験をリポートした。妻をみとった山田さんの体験を立命館大学の津止正敏教授(社会学)に、いま一度振り返ってもらった。
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