仏教

えっ、これも仏教語!?(33) 【かんべん】勘弁

「勘弁してください」というように、現在では「許してください」という意味で使われます。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(28)

生と死とIV 我も病み、老い朽ちたり

熱いものが、頰を伝わり落ちました。こらえても、まぶたを押さえても、涙はあふれ出ました。アーナンダ(阿難)は、壁に頭を押しつけたまま、顔を上げることができませんでした。床に涙の染みができていました。おえつを押し殺そうとして、アーナンダはせき込みました。

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えっ、これも仏教語!?(32) 【がたぴし】ガタピシ

仏教では「我他彼此」と表記し、「がたひし」と読みます。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(27)

生と死とIII 悲しみは胸に秘めよ

火柱が天に噴き上がりました。高く積まれた香木の上に安置された遺骸も、一瞬にして炎に包まれました。見守っていた人々は息をのみ、時間が凍りついてしまったようでした。時折、響く木の爆(は)ぜる音が、周囲の空気を震わせました。師匠の体を焼き尽くす炎を、チュンダは黙って見つめていました。

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えっ、これも仏教語!?(31) 【かくご】覚悟

現在は、「決心」や「あきらめ」を表す言葉として使われています。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(26)

生と死とII 闇は人の心も閉ざす

闇がかすかに震えたようでした。人を呼び求める気配が、深い静寂を通し、肌に触れてきたのです。釈尊は立ち上がり、自坊を出ると足早に歩き出しました。

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えっ、これも仏教語!?(30) 【かいはつ】開発

現在は、「国土開発」「技術開発」などと使われています。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(25)

生と死と I われを礼拝するものは

破れた板壁の隙間から日差しが差し込んでいました。その光の筋が薄暗い庵(いおり)の中で臥(ふ)せっている若者の顔を照らしていました。若者は顔を背けようともしませんでした。もう、その力もなかったからです。頰はそげ、熱を帯びた目は潤み、身体に掛けた薄い上掛けが苦しそうに上下していました。この朽ちた庵で、若者が養生を始めてひと月ほど経っていました。若者は出家したばかりの名もない修行僧でした。

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法華経のこころ(20)

人間の生き方の究極の境地が示された法華三部経――。経典に記された一節を挙げ、記者の心に思い浮かんだ自らの体験、気づき、また社会事象などを紹介する。今回は、「無量義経徳行品」と「五百弟子受記品」から。

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えっ、これも仏教語!?(29) 【おっくう】億劫

古くは「おくこう」、あるいは「おっこう」と読まれていました。それが転じて現在の「おっくう」となりました。

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