唯仏与仏(13) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話
私たちは自分が幸せなときに、「仏さまに守護されている」「仏さまに生かされている」と思いますが、そうではありません。
思わぬ大病をした、家族が交通事故に遭(あ)った、会社が倒産したというようなとき、私たちは仏さまに見放されたような思いになりがちです。ところが、そういうときこそ、仏さまが救いの手をさしのべてくださっているときなのです。
『統治と腐敗』をテーマに「行動の倫理」会議 光祥次代会長がスピーチ
8月20、21の両日、オーストリア・アルプバッハにあるベーグラーホーフホテル内の会議場で、第9回「持続可能で不可欠な開発に向けた行動の倫理」会議(通称=「行動の倫理」会議)が開催された。ローマ教皇庁科学アカデミー会長のマルチェロ・サンチェス・ソロンド司教をはじめとする諸宗教指導者や、国連事務総長特別顧問のジェフリー・サックス博士ら学者、企業経営者、政治家、NGO代表など約40人が参加した。
ちょっと軽く、ストレッチしてみましょう(5.不眠症) 加瀬剛(スポーツトレーナー、佼成学園高アメフット部ヘッドトレーナー)
「体幹を鍛えることで当たり負けない体をつくる」をモットーに、佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」の全国大会3連覇に貢献したスポーツトレーナー加瀬剛氏。日頃は、接骨院の院長として、一般の人々のケアにも当たっている。体の構造を知り、毎日をしなやかに過ごすにはどうすればいいか――体の専門家としてアドバイスする。(※ケアの方法を動画で紹介)
あんな悲しい思いを二度と誰にもさせたくない 被爆体験証言者・吉田章枝氏
私は、女学校4年生、16才でした。3年の2学期から、中国電力大洲工場に動員されていました。戦争の長期化で、大人の男性は兵士となって戦争に行き、人手が足りないため、終戦の1年前、昭和19年8月、国による学徒勤労令が出され、中学生以上の生徒はみんな、強制的に、軍需工場や建物疎開などの勤労奉仕に行っておりました。それを学徒動員といいます。
西日本豪雨 宇和島教会に本部支援隊派遣 現地の会員と共に被災者を支援
6月28日から7月8日にかけて西日本を襲った記録的な豪雨(平成30年7月豪雨)から1カ月半が過ぎた。この間、立正佼成会本部は、8月1日から10日まで本部職員で構成する「本部支援隊」を宇和島教会に派遣。同19日から、第2次支援隊が2週間の予定で現地に入り、被災地域で会員への支援活動に当たっている。このほか、大規模な災害が発生した岡山、広島両県の各教会ではこれまで、支部長や主任らが中心となって、会員の被災状況や生活の様子を確認。大きな被害を受けた会員への災害見舞金の贈呈も行われている。
幼い子供と一緒に楽しめる演奏会 TKWOがファミリーコンサート
夏休みを迎え、親子連れを対象とした東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)による「ファミリーコンサート」が8月23日、東京・杉並区の杉並公会堂で開催された。幼い子がいる家族にもライブ演奏を鑑賞してもらいたいと、通常の演奏会では入場できない未就学児も参加できるコンサートだ。午前、午後の2回公演で、計1500人が参集した。
おもかげを探して どんど晴れ(6) 文・画 笹原留似子(おもかげ復元師)
東日本大震災百物語
東日本大震災から7年が過ぎました。私は被災者の皆さん、ご遺族の皆さんと一緒に「いのち新聞」という活動をしています。震災が発生した年の秋からのスタートですが、新聞の内容は遺族という立場から、記事をまとめて発信していくというものです。遺族と話し合っている中で、一人ひとりの気持ちが亡き人の存在により輝いているように感じたため、新聞作りを私が提案しました。
TKWO――音楽とともにある人生♪ ホルン・上原宏さん Vol.3
夜空を彩る花火。地上には、ホルン奏者の上原さんの姿がある。花火師の資格も持ち、時に、打ち上げ花火と音楽を融合させた華麗なショーを手掛けている。興味をもったらのめり込み、突き詰めていく性格だ。今回は、演奏家として音楽に懸ける情熱と、花火を通して広がる表現活動の可能性について語る。
【グリーフサポートステーション「サンザシの家」代表・藤田尋美さん】喪失体験で悲嘆抱える一人ひとりに耳を傾け
病気や事故で親を亡くした。両親の離婚で一方の親とは別に暮らしている――そうした死別や離別によって悲しみを抱えた子どもたちの心に寄り添う人たちがいる。東京・板橋区にあるグリーフサポートステーション「サンザシの家」では、2013年から、死別や離別を経験した子どもたちのグリーフ(悲嘆)サポートに取り組んできた。子どもたちの内面と悲嘆からの回復について、藤田尋美代表に聞いた。