新・仏典物語――釈尊の弟子たち(14)

刺客

自分の息遣いさえ聞こえてきそうだ、そう若者は思いました。林の中に身を潜め、一人の沙門(しゃもん)の動きを注視しているのでした。若者は弓を携え、剣を佩(は)いていました。沙門はやがて葉の茂った樹木の下に座し、瞑想(めいそう)に入りました。それを見定めると若者は腰の箙(えびら)から矢を引き抜きました。

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国連UNHCR協会から本会一食平和基金に感謝状 難民・移民の保護への協力に対し

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が行っている難民や移民の救済活動に協力したとして、国連UNHCR協会からこのほど、立正佼成会一食(いちじき)平和基金に感謝状が贈呈された。8月3日、同協会の滝澤三郎理事長が法輪閣(東京・杉並区)を訪れ、同基金運営委員を務める西由江習学部次長(青年ネットワークグループ)に感謝状を手渡した。

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逃れられない苦も仏さまの贈りもの 教恩寺住職・やなせなな氏

人はなぜ死に、遺(のこ)された家族はなぜあれほど悲しむのか。奈良県にある教恩寺で生まれ育った私は、幼い頃、お寺に運ばれてくるご遺体を見て疑問に感じていました。祖母からは「人はみんな死ぬけど、仏さんの国に行くから大丈夫なんやで」と教えられていましたが、仏壇をのぞき込んでも仏さまの国は見えません。葬式を取り仕切るお坊さんになれば、答えが見つかるかもしれない、そう思い僧侶の道に入りました。

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作家・石井光太氏 広島の歴史に迫る群像ノンフィクション『原爆 広島を復興させた人びと』(集英社)を発刊

本紙の連載『現代を見つめて』の著者で、作家の石井光太氏がこのほど『原爆 広島を復興させた人びと』(集英社)を出版しました。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ ホルン・上原宏さん Vol.1

日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍し、長年、「全日本吹奏楽コンクール」の課題曲の参考演奏も行っている。連続インタビューの11人目に登場するのは、ホルン奏者の上原宏さんだ。ホルンに魅せられたエピソード、音楽に向かう姿勢を教えられた恩師の言葉とは……。

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それでいいんだよ わたしも、あなたも(4) 文・小倉広(経営コンサルタント)

性格は変えなくていい

「三つ子の魂百まで」ということわざがあります。小さな頃に形成された性格は年を取っても変わらない、という意味です。

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文芸評論家の黒古氏が『原発文学史・論』(社会評論社)を出版

本紙デジタルで『「時代」の声を伝えて――文学がとらえた80年』を連載する、文芸評論家の黒古一夫氏がこのほど、『原発文学史・論――絶望的な「核(原発)」状況に抗して』(社会評論社)を出版しました。

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普門館とわたし(1)

普門館にまつわる思い出やエピソードを「普門館とわたし」として募集したところ、貴重な体験が投稿として寄せられています。編集部に届いた投稿を随時掲載していきます。第1回は、最初に届いた「ゆう」さんと、高校で吹奏楽部の部長として活躍した「小倉パン」さんの投稿です。(タイトルは編集部)

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【詳報】光祥次代会長 西日本豪雨の被災地へ 被災した会員を励まし、心通わせ

7月上旬、西日本を襲った記録的な豪雨。庭野光祥次代会長は7月23日から26日まで、これによって甚大な被害を受けた岡山、広島、愛媛3県にある6教会を訪れ、参集した計約1100人の会員を励ました。また、河川の氾濫や土砂に埋まった被災地域に向かい、会員宅や避難所を訪問して被害を受けた会員を見舞い、励ましの言葉を掛けた。東靖憲教務部部長が同行した。

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唯仏与仏(11) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

みなさんがいま、仏さまの教えに出会い、仏道に精進(しょうじん)されているのは、前世において仏さまとのご縁があったからなのです。それだけの「徳」を積んだ人なのです。どうか、そのことを心の底にかみしめていただきたいものです。そうすれば、「仏さまがいつもそばにいて、見守ってくださっている」という、何ともいえない安心感をおぼえるに相違ありません。

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