ナイロビのスラムに見た 助け合う習慣
ケニアのナイロビは、世界でも治安の悪い都市として知られている。特に郊外には貧困者が暮らすスラムが広がっていて、現地人でも近づこうとしない。
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「共謀罪」は宗教にとって何を意味するか?
前回まで、現代では宗教が政治的発言をしたり公共的な役割を果たしたりすることが望ましいと論じた。今の国会では、いわゆる「共謀罪」法案(組織的犯罪処罰法改正案)が審議されているから、この観点から具体的に考えてみよう。
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生徒にとって図書室は大切な居場所
私の通っていた中学校の図書室は、いつも窓から陽が射して暖かかった。本棚にはきれいな色の背表紙が並んでいて、印刷のにおいがうっすらと漂う中で、生徒たちのひそひそ声や小さな笑い声がする。
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「NOと言ってもいい。ガマンしてもいい」
上司から仕事を無茶ぶりされる。横柄な言葉で傷つけられる。せっかくの提案を否定される。残念ながら、職場でもプライベートでもよくあることです。イラッときて当然と言えるでしょう。
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学ぶことが楽しみな子供たち
途上国のスラム街や難民キャンプの学校へ行くと、子供たちが笑顔で楽しそうに勉強をしている光景をよく目にする。まるで宝物を前にしたように目を輝かせ、大声で計算をしたり、英語をしゃべったりしているのだ。
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公共的な宗教とは?
これからの宗教は、社会や政治に積極的に働きかけることが望ましい。そのためには公共性が大事だ――私はそう考えるのだが、そもそも「公共」とはどのような意味だろうか? 辞書では「社会一般、おおやけ」(広辞苑)というように説明がある。一人ではなく多くの人々に関わるわけだ。
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「望めど、欲せず」とは「朝孔子、夜老子」
連載の第2回は、コーナータイトルである「望めど、欲せず」についてお話をしてみたいと思います。
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なぜ宗教が社会や政治に関わるべきなのか?
今日における宗教の役割とはどのようなものだろうか? まずは、良い生き方を教え、人々を導いたり救ったりすることが頭に浮かぶだろう。宗教である以上、これは不可欠だ。では、政治や社会に対して働きかけることは宗教の果たすべき努めだろうか?
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人生をおいしく頂く
昨年、故人から一通のハガキが届いた。それは自身の死を知人に伝えるためのもので、似顔絵とともに次のような一文が記されていた。
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