ACRP執行委員会 東京での第9回ACRP大会に向けて

第9回アジア宗教者平和会議(ACRP)大会を来年に控え、ACRP執行委員会が4月11、12の両日、立正佼成会の大阪普門館(大阪市)で開催された。

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【東洋大学名誉教授・森章司さん】釈尊の生涯と教団の形成史 28年間の研究で明らかに

釈尊の年代史と釈尊教団の形成史がこのほど、森章司・東洋大学名誉教授を中心とする研究チーム「釈尊伝研究会」により、世界で初めて明らかになった。同研究は、立正佼成会の付置研究所である中央学術研究所の委託により行われたもの。研究チームは、今年11月に28年間の研究をまとめた刊行物を発表する予定だ。また、森氏は現在開催中の開祖記念館企画展示「お釈迦さまを支えた在家信者たち」(主催・同研究所開祖顕彰資料室)の監修を務める。森氏に、長年の研究の取り組みと、明らかになった釈尊の生涯などについて聞いた。

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人類の苦に対して祈りを捧げる教皇、カンタベリー大主教(海外通信・バチカン支局)

キリストの受難と十字架上での死を追憶する「十字架の道行(みちゆき)」が4月19日、ローマ市内のコロッセオを舞台に行われ、世界から2万人を超える信徒が参加した。「十字架の道行」は、ローマ教皇フランシスコが出席して毎年の復活祭(今年は21日)前の聖金曜日に執り行われる。今年は「ワールド・ビジョン」で各国に放映された。

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ミードビル・ロンバード神学大学院元学長 リーヴス博士の追悼式 庭野会長、光祥次代会長が弔文送る

立正佼成会国際アドバイザーを務め、5月8日に米・イリノイ州シカゴの自宅で86歳で逝去したジーン・リーヴス博士(ミードビル・ロンバード神学大学院元学長)の追悼式が6月13日、シカゴ第一ユニテリアン教会で行われた。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(26) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

「令和」という新年号

「令和」という新年号が発表された。「昭和」に続いて「和」が用いられた。「平成」の「平」と合わせると、「平和」となる。「昭和」時代には世界大戦が起こったし、第24回で述べたように、「平成」の時代は「平和に成る」という願いとは逆に混乱や紛争が世界で起こってしまった。「令和」の時代には、今度こそ平和が実現してほしいものだ。

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現代を見つめて(36) 「縁」は志によって 文・石井光太(作家)

「縁」は志によって

四月になると、あちらこちらで初々しい新入生の姿を目にする。

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男たちの介護――(15) 岡田利伸さんの体験を読んで 津止正敏・立命館大学教授

人生に深みもたらす介護体験

介護をする人や、される人の属性を、類型化あるいは数値化すると、介護の全容が分かったような気持ちになります。根拠のある介護の方法を得られるような気持ちにもなります。でも、それはとんでもない勘違いであることは、これまでの本連載でも明らかになっていますが、今回の岡田利伸さん(68)=仮名=の介護体験のケースでもそうでした。介護は常に具体であり、個別であり、そして、特殊な生活行為であることを教えられたのです。

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唯仏与仏(41) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

野球の選手や相撲の力士といったプロの世界では、一日怠けるとそれをとりもどすのに三日かかるといわれます。進歩には時間がかかりますが、退歩はたちまちやってくるのです。

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清水寺の森貫主が台東教会で講演 開祖記念館の公開講座

開祖記念館による公開講座「開祖さまとの出会いを語る」(全6回)の第1回が4月7日、立正佼成会台東教会で開催され、北法相宗音羽山清水寺の森清範貫主が講演した。同館から川本貢市館長らが出席し、会員ら294人が参加した。

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3年目を迎えた「ゆめトモ交流プログラム」 ミンダナオの青年が9支教区で会員と交流

フィリピン・ミンダナオ島のNGOである「ミンダナオ子ども図書館」(MCL)の奨学生と立正佼成会の会員が心を通わせる、今年の「ゆめトモ交流プログラム」(主管・青年ネットワークグループ)が4月12日から23日まで、9支教区で行われる。プログラムのスタートとなる12日には、MCLメンバーら10人が世田谷教会(東京西支教区)を訪れ、同教会の少年、青年男子、同女子の各部員ら約120人と交流した。

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