TKWO――音楽とともにある人生♪ クラリネット・大浦綾子さん Vol.3

クラリネット奏者の大浦綾子さんは、10年以上にわたり東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)のエキストラを務め、2001年に正式に団員として加わった。最終回では、大浦さんが演奏家として大事にしていること、吹奏楽に取り組む中高生に向けたメッセージなどについて伺った。

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男たちの介護――(14) 母への感謝 激動の中で見えた幸せ

家族みんなが幸せになれた

トラックの行き交う国道を離れると、やがて道は緩やかなカーブに差し掛かった。眼前には瀬戸内海の美しい景色が一面に広がる。

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唯仏与仏(40) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

人間はもともと「精進(しょうじん)」するようにできているのだ、と私は思っています。というのは、怠けていると何となく心地が悪いからです。気がとがめるというか、一種の罪悪感におそわれます。反対に、仕事に励んでいるときは、何ともいえない喜びを味わいます。生きがいのようなものが湧いてきて、ますます気が勇んできます。これは、人間の意識の底にある本性がそうさせるのです。

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おもかげを探して どんど晴れ(14) 文・画 笹原留似子(おもかげ復元師)

あれから8年

今年の3月11日で、東日本大震災の発生から8年を迎えました。3月に入り、暖かい日が続いていましたが、この日だけは暴風雪でした。「あの日と同じ天気だな」と、感じていました。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 3月の法話から

3月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋してまとめました。(文責在編集部)

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「親子で取り組むゆめポッケ」の昨年の“ポッケ”が現地へ 全輸送便が出航

昨年6月1日から8月31日までの「親子で取り組むゆめポッケ」キャンペーン期間中に、全国から寄せられたゆめポッケを載せた輸送船のうち、パレスチナ・ガザ地区に向けた船便が3月22日、横浜港から出航した。これにより、昨年12月27日に出港したフィリピン・ミンダナオ島への便と、2月12日に出港したレバノンへの便を含む全ての輸送船が配付先に向かった。

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発刊から1年 『菩提の萌を発さしむ』を読んで

平成元年から10年まで、機関誌「佼成」に掲載された庭野日敬開祖の法話を中心とする『庭野日敬平成法話集』の第一巻『菩提(ぼだい)の萌(め)を発(おこ)さしむ』が、4月8日で発刊から1年を迎えた。全国の各教会では朝の読経供養後に同書の読み合わせを行うほか、同書を使った研修会が行われている。

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バチカンから見た世界(78) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

平和の鳩は飛ぶために翼を必要とする――アブダビでの教皇

2月3日、歴代教皇として初めて、イスラーム発祥の地であるアラビア半島の地を踏んだローマ教皇フランシスコ。その行く先は、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで行われた、「ムスリム長老評議会」が主催する「人類友愛のための国際会議」だった。この会議には、立正佼成会の庭野光祥次代会長を含む世界の諸宗教者ら700人が集った。

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いのちの尊さ見つめ「降誕会」 庭野会長 物事を感謝で受けとめる大切さ説く

釈尊の生誕を祝い、いのちの尊さをかみしめる「降誕会」が4月8日、大聖堂(東京・杉並区)はじめ各教会で行われた。大聖堂には立正佼成会の会員約3900人が参集。法話に立った庭野日鑛会長は、幸せの本質は物事を感謝で受けとめるところにあると説き示した。式典の様子は各教会にインターネットで中継された。

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樋口美作師(日本ムスリム協会理事)が逝去 諸宗教対話の促進に尽力 葬儀で庭野会長が弔辞

日本ムスリム協会理事で世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会監事の樋口美作師が4月3日、逝去した。82歳だった。6日、東京・渋谷区の東京ジャーミイで執り行われた葬儀には、立正佼成会から庭野日鑛会長が参列し、川端健之理事長が同行した。

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