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大人のSNS講座(12)最終回 文・坂爪真吾(一般社団法人ホワイトハンズ代表理事)

私たちが生きていくSNS社会の未来

新型コロナウイルスの影響で、他人と対面で会うこと、そして大人数でのイベントや飲み会をすることがはばかられるようになって、はや2年近くになります。

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幸せをむすぶ「こども食堂」(10) 文・湯浅誠(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)

宇和島グランマ

前回は、災害と隣り合わせになった私たちの「新しい日常」においては、平時・非常時を問わず人々とつながり続けることが大切で、コロナ禍でのこども食堂の活動はその一つのモデルを示した、というお話をしました。今回は、その事例を愛媛県宇和島市に見てみます。

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内藤麻里子の文芸観察(25)

名古屋出入国在留管理局の施設で、スリランカ人の女性が亡くなったのは2021年3月のこと。ずっと体調不良を訴えていたにもかかわらず、放っておかれた末の死だった。死亡事件はほかに何件も発生しているだけでなく、長期にわたる不当な収容、難民申請の驚くほど低い認定率など入管をめぐるニュースはたびたび耳にしてきた。中島京子さんの『やさしい猫』(中央公論新社)は、そんな現状に一石を投じる長編小説だ。

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大人のSNS講座(11) 文・坂爪真吾(一般社団法人ホワイトハンズ代表理事)

ライフライン=命綱としてのSNS

今回のコロナ禍では、生活に困窮する人が急増したことを受けて、国や地方自治体、民間の支援団体によって、生活や法律相談、就労支援、食料の無料配達など、さまざまな支援活動が行われています。

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幸せをむすぶ「こども食堂」(9) 文・湯浅誠(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)

災害と「こども食堂」

前回まで、「居場所」は暮らしにとってエッセンシャルなもので、だからこそ、「こども食堂」の人たちはコロナ禍でも活動を続けたし、それを政府・企業含めて多くの人たちが後押ししてくれている、とお伝えしてきました。その行為を一言でいえば、「つながり続ける」ということだとも表現しました。今回は、それを踏まえて、災害との関係を考えてみたいと思います。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ アルトクラリネット・瀧本千晶さん Vol.3

瀧本千晶さんが東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)に入団して、今月で1年が経つ。最終回では、楽団の中でアルトクラリネットパートを担う上での苦労や団員として大切にしていること、吹奏楽部員に向けたメッセージなどを紹介する。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ アルトクラリネット・瀧本千晶さん Vol.2

小学2年生でクラリネットを始めた瀧本千晶さんは、高校でも吹奏楽部で練習を重ね、演奏を続けた。さらに高みを目指して、東京藝術大学(藝大)器楽科に進んだ。今回は、瀧本さんが進学する上で巡り合った不思議な縁や、在学中の苦労、プロの演奏家を志すきっかけなどを聞いた。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ アルトクラリネット・瀧本千晶さん Vol.1

日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。また長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。今回は、アルトクラリネットの瀧本千晶さんが登場。楽器との出合いや、吹奏楽部での思い出について話を聞いた。

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内藤麻里子の文芸観察(24)

朝井まかてさんの『白光』(文藝春秋)は、夢に向かって生きることの野心と挫折と、その果てにある充足が余すことなく詰まっている。生きるとはこういうことよと、ゆうゆうたる筆遣いでつづる画業小説だ。描かれるのは日本初のイコン(聖像)画家、山下りんの生涯である。

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幸せをむすぶ「こども食堂」(8) 文・湯浅誠(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)

コロナ禍で引き寄せた応援

前回、コロナ禍でこども食堂の「つながり続ける力」が発揮された、と書きました。一堂に集まって会食することが難しくなっても、半数近いこども食堂が弁当配布や食材配布でなんとか人々とつながり続けようとしました。コロナ禍が長引く中でその割合はむしろ増え、今では7割のこども食堂が弁当・食材配布等を行っています。

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