地球に感謝し、よりよい環境を未来につなぐ 宇宙飛行士・山崎直子氏
2010年に国際宇宙ステーション(ISS)に滞在しました。無重力に身を置いた時に意外だったのが、懐かしいような思いをしたことです。なぜなら体が浮く感覚が、胎内にいた時を思い出すからと表現する方もいます。また、私たちの体はもともと宇宙のかけら、つまり地球も私も皆、同じ元素でできているからかもしれません。宇宙とは、冒険で行く所というより、ふるさとを訪ねに行くような感じがしました。
共生へ――現代に伝える神道のこころ(12) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部准教授)
相撲の歴史と神道の関わりをひもとく 五穀豊穣を祈念し、豊凶を占う神事
毎年、新春の初詣が一段落つく頃になると、明治神宮の拝殿前で大相撲の横綱力士による「手数入(でずい)り」と呼ばれる奉納土俵入りが行われる。コロナ禍で昨年は中止されたものの、毎年一月五日から八日頃の、大相撲の初場所前に実施される行事で、本年は場所後の二月一日に行われた。テレビのニュース番組等で報道され、また、三月の大阪場所後の春巡業に際しても伊勢神宮や靖國神社で奉納されているので、読者にはご存じの方も多いだろう。
カンタベリー大主教がカナダの先住民と面会(海外通信・バチカン支局)
カナダ聖公会総主教会議は2月10日、英国国教会の最高指導者であるジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教が4月29日から5月3日まで、カナダを訪問すると発表した。
庭野会長 「朔日参り(布薩の日)」式典で法話 感謝の心がけを大切に
2月1日、立正佼成会の「朔日(ついたち)参り(布薩=ふさつ=の日)」式典が東京・杉並区の大聖堂で行われ、庭野日鑛会長が法話を述べた。式典の模様は、インターネットを通じて全国の会員にライブ配信された。
WCRP国際委 「諸宗教の祈りの集い」
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会は2月3日、各国の宗教者をオンラインでつなぎ、「諸宗教の祈りの集い」を開催した。紛争、貧困、人権侵害、環境破壊といった世界の諸課題の解決、新型コロナウイルス感染症の早期終息と世界平和を祈念するもの。WCRP/RfP国際委の根本信博暫定副事務総長が進行役を務めた。
石原元都知事が逝去 訃報を受け庭野会長が弔電
立正佼成会の庭野日敬開祖と親交があり、「明るい社会づくり運動」全国協議会(当時)の第4代会長を務めた石原慎太郎元東京都知事が2月1日、逝去された。89歳だった。訃報を受け、庭野日鑛会長は枕花と弔電を送り、哀悼の誠を捧げた。2日には庭野光祥次代会長、國富敬二理事長が石原氏の自宅を弔問した。
〈ひと〉書評ゲーム「ビブリオバトル」の高校生全国大会に出場した 佼成学園高2年の山口春樹さん(16)
1月23日、東京・新宿区の早稲田大学で行われた「第8回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会」(主催・活字文化推進会議)に東京都代表として出場した。
ACRP 逝去されたティック・ナット・ハン師に哀悼の意表す
ベトナム出身の僧侶で平和活動家のティック・ナット・ハン師が1月22日、逝去された。95歳だった。アジア宗教者平和会議(ACRP)は同師を偲(しの)ぶ哀悼メッセージを発表。同28日に立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)で行われた世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「第38回理事会・第23回評議員会」で報告された。