現代を見つめて(69) つながりと孤立 文・石井光太(作家)

つながりと孤立

昨年日本は、イギリスに次いで世界で二番目となる「孤独・孤立対策担当大臣」を設けた。様々な社会問題の根っこに孤独・孤立があるとし、予防と解決に向けて動き出したのだ。

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歴史の針を巻き戻すプーチン大統領(海外通信・バチカン支局)

ロシアのプーチン大統領は2月24日、実効支配する親ロシア派勢力とウクライナ軍の抗争が続くウクライナ東部ドンバス地域での「特別軍事作戦」を宣言し、同国軍はウクライナへの侵攻を開始した。同大統領は、侵攻の目的をウクライナの「非武装化と非ナチス化」とし、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)への加盟を目指すゼレンスキー政権をナチスになぞらえている。

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釈尊の遺徳偲び「涅槃会」 庭野会長が法話 久遠の法を身につけ、菩薩行の実践促す (動画あり)

釈尊の遺徳を偲(しの)び、入滅の意義をかみしめる「涅槃会(ねはんえ)」が2月15日、立正佼成会の大聖堂(東京・杉並区)で行われた。式典の様子はインターネットで会員にライブ配信された。法話に立った庭野日鑛会長は、釈尊が説いた久遠の法を自分のものとし、一日一日を大事にしながら世のため人のために生きる大切さを説示した。

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「アフリカへ毛布をおくる運動」最後の収集キャンペーン 3月1日から5月31日

今年で38年の歴史に幕を下ろす「アフリカへ毛布をおくる運動」の最後の収集キャンペーンが、3月1日からスタートする。新型コロナウイルスの感染拡大が続く現状を踏まえてキャンペーン開始を例年より1カ月早め、実施期間は5月31日までの3カ月間となっている。

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本会と聖エジディオ共同体の「My TEDORI」が第29回ワン・ワールド・フェスティバルに動画を出展 アフリカとつながる機縁に

2月1日から28日までオンラインで開催されている国際協力イベント「第29回 ワン・ワールド・フェスティバル」(主催=同実行委員会)に、立正佼成会と聖エジディオ共同体(カトリック在家運動体、本部・ローマ)によるアフリカ支援プロジェクト「My TEDORI,My AFRICA チャレンジ!!」の動画が出展されている。同サイト内の「オンラインセミナー」部門で閲覧することが可能だ。

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TKWO 「課題曲コンサート2022」 吹奏楽コンクールの課題曲、往年の名曲を披露

東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)による「課題曲コンサート2022――往年の名曲とともに」が2月17日、東京・新宿区の東京オペラシティで開催された。全日本吹奏楽コンクールを目指す中高生や吹奏楽ファンなど約1000人が来場した。

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新宗連青年会が平和学習会 アジア青年平和使節団の歴史と意義をかみしめる

『アジア青年平和使節団の歴史とこれから』をテーマに新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会)の「アジア青年平和使節団 平和学習会プログラム」が2月19日、オンラインで開催された。加盟教団の会員信徒30人が参加した。

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コロナ禍での宗教者の役割とは 国際宗教研究所が公開シンポジウムを開催

『コロナ禍を見据える宗教者の視座』をテーマに国際宗教研究所の公開シンポジウムが2月19日、オンラインで開催された。研究者や宗教者など118人が参加。立正佼成会から中央学術研究所の橋本雅史所長らが参加した。

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「ロシア正教を破壊しようとしている」とプーチン大統領がウクライナを非難 政治の問題が宗教に影響(海外通信・バチカン支局)

ロシアのプーチン大統領は2月21日、国民に向けたテレビ演説の中で、ロシア系住民(親ロシア派勢力)が実効支配しているウクライナ東部ドンバス地域の一部の独立を認める大統領令に署名したと発表した。ロシアが一方的に独立を承認したのは、親ロシア派勢力が自ら名付けた「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」だ。

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【大峯千日回峰行大行満大阿闍梨・塩沼亮潤さん(福聚山慈眼寺住職)】この世には多くの苦難が 「慈しみの愛」で助け合って

いつの時代も真実を理解して、「自らの心を明るく前向きにし、いかに地に足をつけて歩んでいくかが大事」。大峯千日回峰行大行満大阿闍梨(だいあじゃり)の塩沼亮潤師はそう語った。一方、困っている人には「思いやりの心を」と話した。新型コロナウイルスの影響によって、日常生活が大きく変化する中で、不安を抱える人は少なくない。コロナ禍の受けとめ方や、夢を抱いて生きる秘訣(ひけつ)について話を聞いた。

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