WCRP国際委 「諸宗教の祈りの集い」

当日は諸宗教の代表が平和のメッセージを述べ、祈りを捧げた(「Zoom」の画面)

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会は2月3日、各国の宗教者をオンラインでつなぎ、「諸宗教の祈りの集い」を開催した。紛争、貧困、人権侵害、環境破壊といった世界の諸課題の解決、新型コロナウイルス感染症の早期終息と世界平和を祈念するもの。WCRP/RfP国際委の根本信博暫定副事務総長が進行役を務めた。

冒頭、アッザ・カラム事務総長は、「新型コロナウイルスの世界的大流行は、全ての人が安全でない限り、一人も安全でないこと、人は互いに関係し合っていることを示している」と強調。「私たちにできる最も小さく、そして最も大きな行動は、共に祈ること」と述べ、平和のために諸宗教者の連帯が重要であると訴えた。

この後、キリスト教、イスラーム、仏教、ゾロアスター教など諸宗教の代表10人がそれぞれ、平和のメッセージを述べ、祈りを捧げた。この中で、立正佼成会の和田惠久巳総務部部長(同国際女性委員会副委員長)は、「仏さまの慈悲の中で皆が一つになれますように」と祈念した。