厳しさ増すミャンマーの窮状――国軍のクーデターから1年(海外通信・バチカン支局)

ミャンマーでは、昨年2月1日に国軍がクーデターによって全権を掌握してから1年が経過した。暴力的政変に対する学生を中心としたデモや民主化を求めての市民の不服従運動、さらに国軍に対する少数民族の武力闘争が各地で続いている。

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新たな視点で「共感力」育む社会づくりを 人類学・霊長類学者 山極壽一氏

人類は700万年前、チンパンジーと共通の祖先から分かれ、アフリカの熱帯雨林を出て、直立二足歩行となりました。200万年前に脳が大きくなり始め、7万年前に言語を持ちました。アフリカを出た人類は、ユーラシア、南北アメリカ、オーストラリアの各大陸に分布域を広げ、今、世界で78億人を超えたのです。

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内藤麻里子の文芸観察(29)

2020年『化け者心中』で小説野性時代新人賞を受賞してデビューした蝉谷めぐ実さんは、新たな時代小説の書き手として注目を集めた。その蝉谷さんの2作目『おんなの女房』(角川書店)が早くも刊行された。

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カナダ先住民と教皇の懇談が決まる(海外通信・バチカン支局)

カナダの先住民「ファースト・ネーション」「メティ」「イヌイット」の使節団が今年3月末から4月1日までバチカンを訪問することが決まった。各民族がローマ教皇フランシスコと個別に懇談し、4月1日に全員で謁見(えっけん)する予定だ。カナダのカトリック司教会議と先住民の代表団が2月1日に公表した。

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WCRP日本委「新春学習会」 『WCRPのこれから』をテーマに方向性探る

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「新春学習会」が1月28日、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)を拠点にオンラインで行われた。テーマは『WCRPのこれから~ACRP大会とWCRP創設50周年をうけて~』。同日本委に関わる各教団の宗教者や賛助会員など約200人が参加した。

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大聖堂はじめ全国で寒修行 初日には光祥次代会長が導師をつとめ、あいさつ (動画あり)

一年で最も寒さの厳しい時季に『法華三部経』全巻を読誦(どくじゅ)し、新たな年の心構えをつくる立正佼成会の「寒中読誦修行」(寒修行)が、「大寒」の1月20日から「節分」(2月3日)まで実施された。期間中、大聖堂(東京・杉並区)では午前6時から読誦修行が行われ、その模様がインターネットでライブ配信(会員限定)された。新型コロナウイルスの感染防止のため、会員は参集せず、自宅などで取り組んだ。「集えなくても心を合わせて」という願いから、オンラインで会員同士をつなぎ実施した教会もあった。

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一食地域貢献プロジェクト「経験交流会」初開催 57教会156人の推進委員らが参加

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会は1月29日、「一食地域貢献プロジェクト」の2022年度の実施を前に同プロジェクトの「経験交流会」をオンラインで開催した。今年は、昨年からの継続を含む120教会がプロジェクトに参加する。

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WCRP日本委 理事会・評議員会 「WJアジェンダ2030」を受け、具体的取り組みを協議

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「第38回理事会・第23回評議員会」が1月28日、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)で行われた。植松誠理事長(日本聖公会主教)をはじめ理事25人、評議員8人(オンラインでの参加者含む)が出席。本会から同日本委会長(評議員会議長)の庭野日鑛会長、同理事の庭野光祥次代会長、國富敬二理事長、中村憲一郎参務(京都教会長)が参加した。

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全国教育者習学の集い 上田紀行氏らが鼎談

『笑顔と涙によりそおう』をテーマに1月30日、立正佼成会の第4回「全国教育者習学の集い」(主管・教育グループ)が東京・杉並区の法輪閣で開催された。教育関係者の会員186人がウェブ会議システムを使って参加した。

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IPCR国際セミナー WCRP日本委の植松理事長が出席

韓国宗教平和国際事業団(IPCR)の国際セミナーが1月20日、日本、中国、韓国をオンラインでつないで開催された。各国の宗教者ら約50人が参加。日本から世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の植松誠理事長(日本聖公会主教)、篠原祥哲事務局長らが出席した。

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