作家・石井光太氏の書籍『43回の殺意――川崎中1男子生徒殺害事件の深層』が発刊

本紙の連載『現代を見つめて』の著者で、作家の石井光太氏の『43回の殺意――川崎中1男子生徒殺害事件の深層』(双葉社)がこのほど出版されました。

続きを読む

気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(11) 文 浦崎雅代(翻訳家)

精いっぱいやる、でもシリアスにならない

前回お伝えしたタンマヤートラ(法の巡礼)。8日間で約100キロの、歩く瞑想(めいそう)だ。私の家族も無事に完歩した。3歳の息子は夫に抱かれる時間が多かったけれど、それもまたよし。夫は「辛抱強さを身につけるぞ!」とあらかじめ語っていたので、体重17キロの息子を抱えながら楽しそうに歩いていた。

続きを読む

新・仏典物語――釈尊の弟子たち(8)

サイの角のごとく、ただひとり歩め!

その日、ラージャガハ(王舎城)の街は、お祭りで朝早くからにぎわっていました。

托鉢(たくはつ)を終えたマハーカッサパ(摩訶迦葉=まかかしょう)は、人ごみの中に忘れられない、いや、忘れてはならない女性の顔を見つけました。バッダー・カピラーニー。カッサパのかつての妻で、十二年間ともに暮らし、その後、それぞれが修道の旅に出るため家を捨て別れたのでした。

続きを読む

立正佼成会 庭野日鑛会長 12月の法話から

12月に行われた大聖堂での式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋してまとめました。(文責在編集部)

続きを読む

「一食地域貢献プロジェクト」贈呈式 障害者や高齢者福祉などに取り組む126団体を支援

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会は平成29年度の計画に基づき、このほど、「一食地域貢献プロジェクト」を実施し、各地で支援活動が進められている。同プロジェクトは、「一食を捧げる運動」の浄財の一部を、教会が主体的に活用し、地元で活動する非営利団体への支援を通じて、温かい地域づくりに貢献するもの。「一食運動」の成果を身近に感じ、その広がりにも期待が寄せられる。今回は、前年から継続して取り組む教会を含め50教会が参加し、計126団体に対し、支援が行われた。

続きを読む

バチカンから見た世界(47) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

無量の悲哀に立ち向かう長崎の少年――ローマ教皇が取り上げた一枚の写真

核兵器なき世界の実現に向けて、「ヒバクシャ」が示す人類への「戒め」を、ローマ教皇フランシスコは重く受けとめてきた。現代人が解決すべき最優先事項との思いで、事あるごとに、彼らの声に耳を傾けるように訴えてきた。

続きを読む

2017年末に宗教者が研究会議 『壁を越え、つながりをつくる――排除と孤立の時代に向き合う』テーマに

『壁を越え、つながりをつくる――排除と孤立の時代に向き合う』をテーマに、「第64回コルモス研究会議」が昨年12月26、27の両日、京都市内のホテルで行われ、仏教、神道、キリスト教などの宗教者、研究者ら約70人が参加した。主催は、「現代における宗教の役割研究会」(会長・大谷光真浄土真宗本願寺派前門主)。立正佼成会から、同研究会常任理事の川本貢市中央学術研究所所長、同理事会委嘱理事の庭野統弘学林学長が出席した。

続きを読む

本会創立80周年を迎えた年頭の「御親教」式典 法話を通して各人が精進を誓う

年頭に、立正佼成会の会員それぞれが仏道精進の決意を新たにする「御親教」式典が1月7日、大聖堂(東京・杉並区)をはじめ全国各教会で行われた。

続きを読む

ユニセフ 世界子供白書2017発表会 テーマは『デジタル世界の子どもたち』

「ユニセフ『世界子供白書2017』発表会」が昨年12月13日、東京・品川区のユニセフハウスで行われた。ユニセフが1980年から毎年発行している「世界子供白書」は、世界の子どもたちの現状を紹介するユニセフ基幹刊行物。毎号、特定のテーマを掲げ、子どもたちが置かれている状況や改善の重要性を訴えている。

続きを読む

厳かな凛とした空気の中で「元旦参り」  

今年は本会創立80周年
新たな年を迎え、自らの心田を耕すとともに、世界の平和の実現に向け精進を誓願する「元旦参り」が1月1日、大聖堂(東京・杉並区)はじめ全国各教会で行われた。

続きを読む