厳かな凛とした空気の中で「元旦参り」  

登壇した庭野会長

今年は本会創立80周年
新たな年を迎え、自らの心田を耕すとともに、世界の平和の実現に向け精進を誓願する「元旦参り」が1月1日、大聖堂(東京・杉並区)はじめ全国各教会で行われた。

参拝者を迎える振り袖姿の品川教会の会員

元日の祥気が満ち始める早朝、凛とした厳かな空気に満ちた大聖堂には、主に東京西、同中央、同東支教区の会員が参集。少年部員や制服姿の学生部員、振り袖姿の青年女子部員が「あけましておめでとうございます」と声を掛け、参拝者を迎えた。

午前6時、庭野光祥次代会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長が年頭誓願文を奏上した。庭野会長はこの中で、今年、教団創立80周年を迎えることに言及し、庭野日敬開祖、長沼妙佼脇祖をはじめ多くの会員の尽力が歴史の礎であると明示。創立60周年を期して「一人ひとりの心田を耕す佼成会」を総合目標に掲げてきたことにも触れ、「『心田を耕す』ことは、人間にとって最も根源的なテーマであり、これからも常に大切にしてまいります」と述べた。

さらに、創立100年を展望し、人材育成に全力を尽くしていくと強調。「天地自然は、一瞬もとどまることなく、創造、変化を繰り返しています。私たちは、天地の道理の如(ごと)く、停滞することなく、何事に対しても、日々新たな気持ちで取り組み、一人ひとりが創造的な歩みを進める確たる志を持って」いくことを誓願した。

この後、再び登壇した庭野会長は、日本人が太陽を尊び、「お日さま」と呼ぶことを挙げ、一人ひとりのいのちが、太陽をはじめとした天地自然のあらゆるものに生かされていると説示。そうした敬いの心を大切にし、法華経の信仰を基に、「共々に菩薩行の精進をさせて頂きたい」と語り掛けた。

感謝を捧げ、精進を誓う参拝者

この日、生後9カ月の男の子を抱いて参加した足立教会の女性会員(28)は「無事に過ごすことができ、今日、実家の両親と3世代で参拝できたことが有り難いです。何事にも心を込めて尽くし、夫と協力して温かな家庭を築きたい」と話した。毎年、夫(57)と一緒に参拝しているという練馬教会の女性会員(60)は「夫は30年前に事故に遭い、命に関わる大ケガを負いました。苦しい時、多くの方が支えてくれました。一年の初めに生かされている感謝を捧げ、精進を誓うため来させて頂いています」と笑顔で話した。

また、品川教会の高校2年男子の学生部員(16)は「宇宙の不思議さに興味を持ち、将来はその解明に関わる仕事に就きたいと思っています。今年は勉強に力を入れますと誓願しました」と意気込みを語った。

なお、「元旦参り」の開式に先立ち、庭野会長は一乗宝塔を参拝し、屠蘇(とそ)を奉納した。

1日午前7時頃 大聖堂の屋上から