冬の贈り物

雪のくぼみの座布団に、ツルアジサイがちょこんと座っていた。夏に花をつけたツルアジサイが、冬の純白の世界の中で残り香のような淡い色を残して、どことなく暖かい風景をつくっている。自然の不思議に心和むひととき。

1月31日に一食・JANIC共催「NGO組織強化大賞」が決定 ノミネートとなる部門賞受賞4団体を発表

国際協力NGOの組織強化の取り組みを表彰する「NGO組織強化大賞2017」の授賞式が1月31日に行われる。主催は立正佼成会一食(いちじき)平和基金と国際協力NGOセンター(JANIC)。これに先立ち、このほど、4項目の部門賞の受賞団体が発表された。

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美しい光との邂逅

美しい光との邂逅(かいこう)に心がときめく。太陽が昇る直前、柔らかい光が地上を覆い、私は生かされていることの有り難さをしみじみと感じる。連綿と受け継がれてきた自然の営み。どれくらいの人が感動し、涙してきたことだろう……。私は静かに頭(こうべ)を垂れてみる。

佼成出版社から『つなぐ看護 生きる力――ホリスティック医学への挑戦とメッセージ』(山田幸子著)が発刊

「ホリスティック医学」とは、人間を臓器の集合体と捉えるのではなく、目に見えない霊性を含めた「体・心・気・霊性」などがつながる統合体であるとの考えに基づいて、統合体である「いのち」そのもののエネルギーを高めることを目的とした医療をいいます。

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バチカンから見た世界(48) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

ローマ教皇を感動させた一枚の写真と核兵器廃絶

ローマ教皇フランシスコは1月15日、南米のチリとペルーを訪問するため、ローマのフィウミチーノ国際空港を飛び立った。両国訪問は22日までとなっている。離陸後、教皇は、1945年に原爆投下直後の長崎で米軍の従軍カメラマンが撮影した「焼き場に立つ少年」の写真カードを70人の国際同行記者たちに配布し、こう述べた。

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天台宗の小堀執行が本会を訪問 川端理事長と懇談

天台宗総本山・比叡山延暦寺(滋賀・大津市)の小堀光實執行が1月11日午後、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、事務庁舎で川端健之理事長と懇談した。延暦寺から獅子王圓明総務部長(副執行)、中島隆乗総務部主事が同行した。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(11) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

初詣における宗教性

新年を迎えて、あなたは神社仏閣に初詣に行っただろうか。その際に宗教を意識しただろうか。

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法華三部経を読誦する寒修行 大聖堂では1月20日から

『法華三部経』の全巻読誦(どくじゅ)を通して自らの心を見つめ、それぞれが1年間の目標を定める「寒中読誦修行」(寒修行)が、大聖堂(東京・杉並区)をはじめ全国の教会、地域道場などで始まる。

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TKWOが第137回定期演奏会

東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の「第137回定期演奏会」が1月13日、東京芸術劇場(東京・豊島区)で行われ、約1000人が参集した。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ ホルン・木村淳さん Vol.1

日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。また長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。本企画の第5回は、ホルン奏者の木村淳さん。今回は、楽器との出合いや、その魅力について聞いた。

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