ミンダナオに吹く風(18) ミンダナオ子ども図書館の訪問者 写真・文 松居友(ミンダナオ子ども図書館代表)

ミンダナオ子ども図書館の訪問者

日本から「ゆめポッケ」が届けられるようになって数年が経った2009年、立正佼成会から「ミンダナオ子ども図書館を訪れて、『ゆめポッケ』の配付地域を見たい」という連絡が入った。その目的とするところは、将来的に、「『ゆめポッケ』を直接手渡して、紛争や対立で傷ついた世界の子どもたちに、まごころと友情の支援をすること」にあるという。すなわち、ミンダナオ子ども図書館の活動している地域が、親子で訪問するのに適正か否かを、安全性の面も含めて確認することだった。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ クラリネット・小倉清澄さん Vol.3

東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)に入団して33年目を迎える小倉清澄さん。楽団の今昔を知る数少ない楽団員の一人だ。時代とともにTKWOはどのように変化してきたのか。そして、次世代の演奏家の育成に力を注ぐ小倉さんに、子供たちに向き合う上で大切にしていること、吹奏楽に取り組む青少年に向けたメッセージを伺った。

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西日本豪雨 宇和島での支援活動 炎天下、力合わせ復旧へ

西日本を襲った集中豪雨では、犠牲者216人、家屋被害は3万4000棟を超えた(総務省消防庁発表=7月18日現在)。立正佼成会本部は同9日、庭野日鑛会長が『被災地の皆さまへ』と題したメッセージを発表。被害の甚大な地域に職員を派遣し、各教会などと連携して被害の情報収集に取り組むとともに支援体制を整え、救援物資の供給を行っている。広範囲で土砂崩れや浸水被害の起こった地域を包括する宇和島教会(愛媛)は、発災直後から教会役員を中心に被害情報の把握に努めてきた。豪雨被害から1週間が過ぎ、安否確認や支援にあたる会員の姿を紹介する。

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WCRP/RfP国際委とユニセフ共催 タイで「社会と行動変容のための宗教・グローバルワークショップ」開催

ユニセフと世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会の共催による「社会と行動変容のための宗教・グローバルワークショップ」が7月10日から12日まで、タイ・バンコク市内のホテルで行われた。30の国と地域からユニセフのスタッフ、宗教指導者、政府関係者ら116人が出席した。

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おもかげを探して どんど晴れ(5) 文・画 笹原留似子(おもかげ復元師)

おじいちゃんと孫

10年近く前になるでしょうか。納棺の現場に伺って、とても驚いたことがありました。

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社会と行動変容のための宗教・グローバルワークショップ 光祥次代会長のスピーチ

7月10日にバンコクで行われたユニセフと世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会の共催による「社会と行動変容のための宗教・グローバルワークショップ」の開会式の席上、立正佼成会の庭野光祥次代会長がスピーチに立った。全文を紹介する。(文責在編集部)

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佼成学園高「第100回全国高校野球選手権記念 西東京大会」で惜敗 4回戦進出ならず

佼成学園高校野球部は、7月7日から始まった「第100回全国高等学校野球選手権記念大会西東京大会」に出場し、3回戦で敗退した。

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唯仏与仏(10) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

禅の言葉に「一寸(いっすん)座れば一寸の仏」というものがあります。線香が一寸燃える時間だけの坐禅をしても、そのぶんだけは仏の心でいられる、というのです。

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「紛争転換」のためのシミュレーションを体験 WCRP/RfP日本委がセミナー

同胞や愛する人を奪われた者同士の報復の連鎖を生み続ける紛争に和解をもたらすにはどうするか――その役割を果たすための「平和と和解のためのファシリテーター養成セミナー」第6回(全8回)が7月7、8日の両日、東京・杉並区にある佼成図書館視聴覚ホールで行われた。

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WCRP/RfP日本委が学習会 宗教的マイノリティーであるヤズディ教徒の迫害の現状を学ぶ

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会による特別学習会『ヤズディ大虐殺を知る』が7月10日、普門メディアセンター(東京・杉並区)で行われ、約70人が参加した。イラクの少数派・ヤズディ教徒の国際代表「プリンス」で、ヤズディ教最高評議会会長のブリーン・タフシーン師と薬剤に詳しいカラフ・メルザ博士が迫害を受けているヤズディ教徒の現状を訴えた。両氏は同委員会和解の教育タスクフォースの招聘(しょうへい)により初来日していた。

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