WCRP/RfP国際委とユニセフ共催 タイで「社会と行動変容のための宗教・グローバルワークショップ」開催

子どもへの十分な保護がなされるように――ユニセフと諸宗教の協働について意見が交わされた

ユニセフと世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会の共催による「社会と行動変容のための宗教・グローバルワークショップ」が7月10日から12日まで、タイ・バンコク市内のホテルで行われた。30の国と地域からユニセフのスタッフ、宗教指導者、政府関係者ら116人が出席した。

このワークショップは、世界全体で子どもの保護や健康の問題に取り組んできたユニセフと、世界各地で地域に密着し、そのニーズに沿ってこまやかな支援活動を展開している宗教団体との連携、協力の強化が目的。特に、各宗教団体が蓄積してきた経験と知識を共有し、問題を抱えた子どもと女性の保護の充実を目指す。

立正佼成会は、国際児童年にあたる1979年からユニセフとパートナー事業を推進してきた。毎年、「青年の日」(5月の第3日曜日)を中心とする4月1日から6月30日までの3カ月間をキャンペーン期間に定め、「一食(いちじき)ユニセフ募金」を実施。各教会で街頭募金やチャリティーバザーなどを行い、多くの人に協力を呼び掛けている。

市民から寄せられた浄財は40年で69億円に上り、ユニセフが行う教育や保健衛生、栄養などの分野の取り組み、紛争や自然災害の影響で厳しい状況に置かれた子どもたちの保護や緊急支援に充てられてきた。現在は主に、ユニセフとWCRP/RfP国際委が連携して行う「内戦とエボラ出血熱で影響を受けた子どもの心のケア」(リベリア)、「エボラ出血熱の影響を受けた子どものケア」(シエラレオネ)のプロジェクトに役立てられている。

また、2014年からは、グアテマラでのユニセフによる子どもの保護事業「『はじめの1000日』キャンペーン」にあるプロジェクト「母乳育児の推進と栄養習慣改善」も支援している。

【次ページ:開会式では光祥次代会長がスピーチ】