佼成学園高「第100回全国高校野球選手権記念 西東京大会」で惜敗 4回戦進出ならず

佼成学園高校側の攻撃(写真提供・同校)

佼成学園高校野球部は、7月7日から始まった「第100回全国高等学校野球選手権記念大会西東京大会」に出場し、3回戦で敗退した。

同西東京大会には132校130チーム(複数校による連合は2チーム)が参加した。2回戦から出場した佼成学園は12日、市営立川球場で桜町高校と対戦。11対4(7回コールド)で勝利した。

15日、同球場で3回戦が行われ、佼成学園は一昨年の優勝校である八王子高校と対戦した。先発の中村陸人投手(3年)は5回までに、相手のスクイズと本塁打で3点を失ったものの、4種類の変化球を低めに集め、「打たせて取る投球」で相手打線を抑えた。8回表2死2塁で継投した青木翼投手(3年)も力投。続く打者を得意の高めの直球で三振に抑え、ピンチを切り抜けた。

二人の奮闘に打線も応える。6回裏2死2塁から松下豪佑選手(3年)の左中間安打で1点を返すと、9回裏、松下選手と岸川智哉選手(3年)が連続して2塁打を放ち、1点差にまで迫った。その後、代打攻勢を仕掛けたが得点につながらず、2対3で惜敗した。