えっ、これも仏教語!?(20) 【あきらめる】諦める

目標を持って続けていたことを、何かしらの原因で志半ばでやめてしまうことを表す言葉ですが、実はこれも仏教語。

現代では、「未練があるのにやめてしまう」「悪い状況を仕方がないので受け入れる」という“ネガティブ”なニュアンスがあります。しかし、元々はそうではありません。

「諦」は、サッティヤという真実を意味するサンスクリット語の漢訳語。従って、「諦める」は「真実を明らかにする」「悟る」という意味になります。

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