WCRP/RfPが国際NGOと核兵器禁止条約交渉ハンドブックを作成 ニューヨークで発表

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会と同日本委員会はこのほど、国際的なNGOの「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」と合同で『核兵器禁止条約交渉ハンドブック』を発刊した。3月27日から31日まで国連本部で行われた核兵器禁止条約の制定交渉会議に、宗教者や市民社会の声を届けるためのもの。交渉会議に先立つ同25日、米・ニューヨーク市で行われた関連イベントの席上、ウィリアム・ベンドレイWCRP/RfP国際委事務総長からハンドブックの作成が発表された。

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「全国青少年教化協議会」の臨床仏教師認定式 大井東大名誉教授が『看取り医がブッダに学んだこと』をテーマに講演

公益財団法人「全国青少年教化協議会」の臨床仏教研究所による「第二期臨床仏教師認定式・記念講演会」が3月30日、港区の東京グランドホテルで行われた。臨床仏教師養成プログラムの受講生や同研究所の加盟教団の関係者など、80人が参加した。

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憧れの佼成ウインドと共演で 作曲家・真島俊夫氏の秘密を探った「吹奏楽大作戦」

全国の吹奏楽部やアマチュア楽団が目指す夢の舞台、「全日本吹奏楽コンクール」の全国大会。中学、高校、大学、一般・職場の4部門があり、全国大会は「吹奏楽の甲子園」と呼ばれる。

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「発達障害啓発週間」特集 誤解や偏見をなくし、共に生きる社会へ(1)

4月2日は国連が定める「世界自閉症啓発デー」。日本では、同日から8日までを「発達障害啓発週間」とし、自閉症を含む発達障害について理解の促進が図られている。当事者に対する誤解や偏見をなくし、共に生きる社会を目指すため、3回にわたって特集する。今回は、発達障害の特徴と、専門家として知られる精神科医の星野仁彦医師の話を紹介する。

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相手を肯定し、敬う心で話を聴く 本会古河教会「傾聴学習会」

立正佼成会古河教会青年婦人部主催の「傾聴学習会」が3月19日、同教会道場で行われ、10人が参加した。学習会は、「いのちを敬い、心を聴く触れ合いを通して、人と人、家族の絆、思いやりを深め、『明るく、優しく、温かい』心の輪を広げる」ことを目的に開かれた。これまでに、『肯定感を味わう』『傾聴するってどうすること?』をテーマに2回開催され、最終回にあたるこの日のテーマは、『アサーション(自分と相手を大切にする表現方法)』。人間関係の三つのパターン(攻撃的、非主張的、アサーション)について学んだ。

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本会「こころホット」ボランティア 今年も釜石市内の仮設住宅で始動

東日本大震災で被災した人々への寄り添いを目的とする、立正佼成会「こころホット」ボランティアの今年次の活動が4月1日、岩手・釜石市内でスタートした。釜石、小平両教会の会員と本会職員合わせて6人が市内の向定内(むかいさだない)仮設住宅(42戸)を訪れ、「お茶っこサロン」を開設して入居者と交流した。

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バチカンから見た世界(12) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

世界の危機的状況には、核兵器では対処できない

核兵器を国際条約によって法的に禁じる「核兵器禁止条約」の制定交渉が3月27日から31日まで、ニューヨークの国連本部で行われた。

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現代を見つめて(6) 残された家族の思い 文・石井光太(作家)

残された家族の思い

現在、日本には命を脅かす危険のある難病(LTC)の子供は、約二万人いるとされている。

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気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(2) 文・浦崎雅代(翻訳家)

タイではお釈迦さまの誕生日を祝わない!?

4月8日。日本では釈尊の誕生を祝う「降誕会(灌仏会=かんぶつえ)」がある。クリスマスほど派手ではないにしろ、寺院や仏教関係の場所であれば小さなお釈迦さまの像に甘露を灌(そそ)ぎながら、その誕生に思いをはせる日となるのだろう。

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