差別のない社会目指し 「同宗連」第37回総会

『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議(「同宗連」)の「第37回総会」が4月10日、京都市にある真宗大谷派真宗教化センター「しんらん交流館」で行われた。加盟62教団(委任状提出教団含む)、12団体、協賛団体などから100人が参加。立正佼成会から、「同宗連」副議長を務める根本昌廣時務部主席が出席した。

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ユニセフ・アジア親善大使のアグネス・チャン氏 シリア難民の現状を報告

シリア難民を数多く受け入れているヨルダン、レバノン、トルコを4月上旬に訪問した国連児童基金(ユニセフ)アジア親善大使のアグネス・チャン氏(61)による「シリア周辺国訪問報告会」が4月17日、東京・港区のユニセフハウスで行われた。市民約100人が参加した。

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熊本地震から1年 WCRP/RfP日本委が益城町で復興合同祈願式

熊本地震から1年が経ち、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「熊本地震の追悼と鎮魂ならびに復興合同祈願式」が4月19日、益城町にある金光教木山教会で行われた。同日本委に加盟する11の教派・団体から約70人が参列。立正佼成会から、同委熊本地震復興タスクフォースのメンバーである中村記子習学部部長、柴垣多加志南九州支教区長(熊本教会長)、熊本教会会員らが参加した。

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ミンダナオに吹く風(3) 鳴り響く銃声 そして、かなたに上る煙 写真・文 松居友(ミンダナオ子ども図書館代表)

鳴り響く銃声 そして、かなたに上る煙

今でこそかなり穏やかになったものの、ミンダナオ子ども図書館の活動を始めた2000年以降の10年間は、3年おきぐらいに起こる大きな戦争で、避難民が続発した。それ以外にも毎年のように「リドー」と呼ばれる地域紛争が勃発し、若者たちと一緒に避難民救済に駆け回った。

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現代を見つめて(7) 学ぶことが楽しみな子供たち 文・石井光太(作家)

学ぶことが楽しみな子供たち

途上国のスラム街や難民キャンプの学校へ行くと、子供たちが笑顔で楽しそうに勉強をしている光景をよく目にする。まるで宝物を前にしたように目を輝かせ、大声で計算をしたり、英語をしゃべったりしているのだ。

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