誰でも起こしやすい心を問う民話――お地蔵さまの本心
あるところに信仰心の篤(あつ)いおじいさんがいました。おじいさんは、畑仕事に行く途中に川辺に立つお地蔵さまに、毎日、朝晩に手を合わせていました。
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平等なスタートライン
「官製ワーキングプア」という言葉をご存じだろうか。非正規雇用の公務員のことだ。現在、日本の市町村で働く公務員の三人に一人が非正規であり、“少なくない人々”が低所得に苦しんでいる。
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温かな人間をつくっていこう
あなたに子供がおらず、養子をもらうことを考えていたとしよう。そうした場面で、いのちについて考えさせられることが今、起きている。
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禅と知的文化交流
米・ニューヨーク州のコーネル大学の学生や教員ら22人が6月13日から24日まで、神奈川・鎌倉市の寺院や自坊の佛母寺(千葉・富津市)を巡る、「佛母寺・コーネル大学日本仏教実践授業講座」を開催した。毎年恒例の講座で、今年で4回目となる。自然の中で行う作務や坐禅など僧堂体験を通じて、「仏教と私たちを取り巻く社会・環境問題」について学ぶためのものだ。
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幸せをつかむ民話――運幸(うんこう)さま
大昔から、“運幸さま”という神様がいるそうです。運幸さまを逆さから読むと「幸運」です。幸せを手に入れるためには、運がないとつかめないそうですから、運が先に来て「運幸」なのだそうです。
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米国学生の心を打つ禅
5月17日から30日までの14日間、米国ジョージア州立大学の学生10人を率いて、神奈川県の鎌倉にある円覚寺などの4カ寺と千葉県の富津にある自坊・佛母寺で、異文化相互理解を促進するプロジェクトを行った。
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新しい思想の必要性
令和になってから、良くないことが続いているように思うのは私だけだろうか。新内閣が組閣されつつあるまさにその時に、台風15号が来て千葉県に甚大な被害を与え、その傷が癒える間もなく、10月12日には記録的な大型台風19号が来て豪雨により各地に水害が生じた。
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いのちの授業を受けた子どもたち(3)
私がご縁を頂いたご遺族は、たくさんの「問い」を持ち、亡き人を胸に抱いて、その思いを守り、生きています。
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