寄稿(連載)

おもかげを探して どんど晴れ(3) 文・画 笹原留似子(おもかげ復元師)

生きること、死を迎えること

「おもかげ復元師」として私は、亡くなられたご本人とそのご家族と話し合い、その時間を大切にしてご遺体を棺(ひつぎ)に納める「参加型納棺」を仕事にしています。亡くなられた方に関わる実践の場で、心(悲嘆)と体(遺体)と向き合う専門職です。

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それでいいんだよ わたしも、あなたも(1) 文・小倉広(経営コンサルタント)

人に優しい人は、自分にも優しい

相手の良いところを見て、良好な人間関係を築きたい――。多くの方がそう思っているようです。

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現代を見つめて(24) 過ちをくり返さないために 文・石井光太(作家)

過ちをくり返さないために

昨年、我が家の隣町――といっても徒歩十分ほど――で、ちょっとしたパニックが起きた。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(14) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

東アジアの再生の時

4月は桜の季節だ。お花見をした人も少なくないだろう。冬が過ぎて、植物が芽吹き、開花していく。学校は新学期を迎える。春は再生の時なのだ。

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おもかげを探して どんど晴れ(2) 文・画 笹原留似子(おもかげ復元師)

おふくろの味

普段当たり前に作ってもらって食べているご飯が、想い出になる……。納棺の時間は、そのような思い出話に花が咲くことが多くあります。

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『望めど、欲せず――ビジネスパーソンの心得帖』(14) 文・小倉広(経営コンサルタント)

垂直なロープを登らずに、水平に広がる大地を歩く

7年前に出版した拙著『比べない生き方』(KKベストセラーズ)はロングセラーになっています。著者として有り難いことですが、それだけ、世の中では「比べる」ことが当たり前になっているのでしょう。それは、終わりのない苦しみです。「もっと上へ」「少しでも上へ」。その心情(欲)には際限がないからです。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(13) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

もっとも大事な政治的対話

前回は、対話の大事さやその面白さについて書いた。そのもっとも重要なテーマの一つが、政治に関する対話だ。

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おもかげを探して どんど晴れ(1) 文・画 笹原留似子(おもかげ復元師)

おもかげ復元師の世界

私は、岩手県に住み、東北で「おもかげ復元師」というお仕事をさせて頂いております。「復元納棺師」とも呼ばれています。

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現代を見つめて(23) 遺族の傍らに寄り添う 文・石井光太(作家)

遺族の傍らに寄り添う

東日本大震災から七年が経った。毎年この季節になると、メディアはあの日の悲しみをふり返り、懸命に生きていく被災者の姿を映し出す。

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『望めど、欲せず――ビジネスパーソンの心得帖』(13) 文・小倉広(経営コンサルタント)

やるべきことに手を付けられない時

「やるべきこと」に手を付けられない。分かっているのにできない。

もし、チームのメンバーがこの呪縛に取りつかれていた場合、あなたはこれまでどのような方法を使っていたでしょうか?

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