ローマ教皇 来年にUAE訪問 (海外通信・バチカン支局)

バチカン報道官のグレッグ・バーク氏は12月6日、ローマ教皇フランシスコが「アラブ首長国連邦(UAE)のハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領からの招待を受け、来年2月3日から5日まで、アブダビを訪問する」と発表した。

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現代を見つめて(32) クリスマスの夜に 文・石井光太(作家)

クリスマスの夜に

十二月になると、私の住んでいる最寄り駅の前では、中高生たちが募金活動をする。五~十人くらいの制服姿の男女が、募金箱を持って「お願いしまーす」と声を合わせるのだ。

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唯仏与仏(26) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

最近は、大企業の経営者や幹部社員のあいだに法門を学ぶ人が増えるなど、社会的に仏教への関心が高まり、ボランティア人口も増加しています。これは、多くの人が心のなかに仏さまをお招きしているということですから、たいへん喜ばしいことです。

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仏教タイムス社から『宗教の名を使った暴力的過激主義を問う―ACRP創設40周年記念シンポジウム記録と宗教協力の草創期と展開―』発刊

仏教タイムス編集部がまとめた『宗教の名を使った暴力的過激主義を問う―ACRP創設40周年記念シンポジウム記録と宗教協力の草創期と展開―』がこのほど、発刊されました。

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TKWO――音楽とともにある人生♪ コントラバス・前田芳彰さん Vol.2

部活に入らなければ強制的に園芸部に入らされる――そうした状況を回避するため、中学校では籍だけを吹奏楽部に置こうと決めたが、先輩からコントラバスの担当を命令された前田芳彰さん。今回は、音楽にのめり込み、上京してコントラバスを突き詰めようとの思いに至ったきっかけ、その後、プロの音楽家になった時に感じたことなどを聞いた。

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2万9104枚の“真心”が現地へ 「アフリカへ毛布をおくる運動」毛布第1便出航

「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催=同運動推進委員会)で集められた毛布を積んだ第1便の輸送船が11月10日、横浜港から配付先であるモザンビークとマラウイ両国に向け、それぞれ出航した。

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男たちの介護――(2) 50年間連れ添った妻が脳腫瘍に 突然始まった介護

辛抱強いなぁ、ユキは……

妻をトイレに連れて行こうとした時だった。妻の足が前に進まず、夫婦で廊下に倒れ込んだ。山田房雄さん(81)が妻で1歳年下のユキさんの介護にあたったのは5年前、期間は1年間だった。「もう私の力ではどうにもならん。竹中さん(竹中とみこさん・63歳)に電話するよ」。竹中さんは、週に何度も心配して山田家に様子を見に来てくれる主任さんである。

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今年の「一食福島復興・被災者支援」 10団体に計900万円を寄託

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、今年の「一食福島復興・被災者支援」事業の拠出先として、東日本大震災の復興に取り組むNPO法人や非営利組織など10団体に、計900万円を寄託すると発表した。今回も、被災地の調査や支援先の選定はNPO法人「ふくしま地球市民発伝所(福伝)」(竹内俊之代表理事)に委託された。

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佼成看護専門学校の学生が佼成病院でキャンドルサービス 祈りを込めた歌声とともに

釈尊が悟りを開いた意義をかみしめる12月8日の「成道会」の夜、佼成看護専門学校の学生が、実習先の佼成病院(東京・杉並区)に入院している患者を訪ね、歌とメッセージカードを届ける「キャンドルサービス」を行った。

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幸せのヒントがここに――仏典の中の女性たち(10) 文・画 天野和公(みんなの寺副住職)

天界へ帰った女性――パティプージカー

パティプージカーは、コーサラ国サーヴァッティに暮らした主婦です。16歳で結婚し、4人の息子を生みました。仏教を深く信仰し、僧団への食事のお布施を習慣としていました。

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