現代を見つめて(33) 鯨と共に生きるとは? 文・石井光太(作家)

鯨と共に生きるとは?

日本が国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を決めた。これによって約三十年間も中断してきた商業捕鯨が再開されることになった。

続きを読む

えっ、これも仏教語!?(25) 【ウロウロする】有漏有漏する

「漏」とは心の汚れを表す言葉で、仏教では広い意味で“煩悩”を指します。

続きを読む

法華経のこころ(18)

人間の生き方の究極の境地が示された法華三部経――。経典に記された一節を挙げ、記者の心に思い浮かんだ自らの体験、気づき、また社会事象などを紹介する。今回は、「安楽行品」と「従地涌出品」から。

続きを読む

TKWO――音楽とともにある人生♪ アルトサクソフォン・田中靖人さん Vol.2

中学の先輩の影響でジャズが好きになり、ジャズミュージシャンを目指した田中靖人さん。しかし、後に出会った恩師はジャズが大嫌いだった。田中さんはどんな選択をするのか――。話は、TKWOのコンサートマスターとしての役割などについても及んだ。

続きを読む

バチカンから見た世界(74) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

各国元首の年末年始の言動に見る2019年

カトリック教会は毎年の元日、「世界平和祈願日」を執り行う。ローマ教皇パウロ六世によって定められた同祈願日は、今年で52回目を迎えた。

続きを読む

利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(23) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

一年の計

一年の計は元旦にあり、というから、新春にそれを考えた人も多いだろう。昨年は4回にわたって明治維新について考えてきたので、その歴史を振り返りつつ今後の日本を考えてみよう。

続きを読む

気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(23) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

善き友と歩く――早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければ仲間と行け

昨年12月1日から8日まで、タンマヤートラ(法の巡礼)に参加した。タイ東北部に位置するチャイヤプーム県で毎年行われる、歩くイベントだ。今回で19回を数える。

続きを読む

第1回仏教精神に学ぶ経営者の集い 『ど真剣は未来を変える』テーマに

立正佼成会の教団創立八十周年記念事業として、第1回「仏教精神に学ぶ経営者の集い」が昨年12月16日、大聖堂(東京・杉並区)で開催された。テーマは『“ど真剣は未来を変える”――新たな経営哲学の創造をめざそう!』。全国から企業経営者や個人事業主の会員ら2191人が参集した。

続きを読む

「親子で取り組むゆめポッケ」配付先発表 2万3197個がフィリピンやレバノンなどの子供たちへ

昨年の「親子で取り組むゆめポッケ」キャンペーン期間中(6月1日から8月31日まで)に全国から寄せられたゆめポッケは、2万3197個に上り、このほど、レバノン、パレスチナ・ガザ地区、フィリピン・ミンダナオ島で配付されることが決定した。

続きを読む

幸せのヒントがここに――仏典の中の女性たち(11) 文・画 天野和公(みんなの寺副住職)

手放して、手に入れる――キサーゴータミー

キサーゴータミーと呼ばれる若い母親がいました。キサーとは「痩せた」、ゴータミーとは「ゴータマ姓の女性」という意味ですので、正確な彼女の名前は誰も知りません。

続きを読む