気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(22) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

あなたが大事にしていることを、僕も大事にするよ

日本各地を10日間、一人旅した。今、タイへと戻る空港のロビーでこの原稿を書いている。旅の主な目的は、講演や瞑想(めいそう)会。縁ある方々からお招き頂き、名古屋、石川、大阪、京都、東京を動き回る充実した旅であった。

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バチカンから見た世界(72) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

人間復興につながる経済を望むローマ教皇

11月18日、カトリック教会の「第2回貧しい人のための世界祈願日」を迎え、バチカンでは聖ペトロ大聖堂でミサが執り行われた。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 11月の法話から

11月に行われた大聖堂での式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋してまとめました。(文責在編集部)

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葬儀の意味と宗教者の役割を考える 教団付置研究所懇話会第17回年次大会

『なぜ、葬儀は必要なのか? ―葬送儀礼の意味と宗教者の役割―』をテーマに、立正佼成会の中央学術研究所が加盟する教団付置研究所懇話会の第17回年次大会が11月29日、京都・亀岡市の大本本部みろく会館で開催された。オブザーバーを含む24団体から115人が参加。中央学術研究所の川本貢市所長らが出席した。

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「普門館とわたし」特別編――識者の思い(1)

11月5日から11日まで行われた、吹奏楽関係者やファンに普門館大ホールの舞台を開放するイベント「普門館からありがとう~吹奏楽の響きたちへ~」には、現在、音楽の仕事に携わる識者も訪れた。それぞれの普門館とのゆかりを、「普門館とわたし」特別編として2回にわたって紹介する。今回は、東京音楽大学教授の外囿祥一郎さん、作曲家の鈴木英史さん、ライターの梅津有希子さん。

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『モスクヘおいでよ』(瀧井宏臣著、小峰書店)が出版 小学生から大人までイスラームの理解に

イスラームに関するノンフィクションの児童書『モスクへおいでよ』がこのほど、小峰書店から出版されました。文明と人間をテーマにさまざまな著作があるノンフィクション作家・瀧井宏臣さんの作品です。

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人と人が出会ってこそ苦や悲しみが癒やされる 法隆寺管長・大野玄妙師

慈悲は「慈しみ」と「悲しみ」という言葉でできていますが、どういう意味だと思われますか。この言葉には、「悲しみが分かって初めて、人を慈しむことができる」という深い意味が込められています。茨城の皆さんは東日本大震災の時、大変な思いをされたと思います。体験者にしか分からない心情も多々おありでしょう。

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「一食岩手・釜石復興支援事業」 被災者の生活安定と住民間の信頼関係づくりに尽くす7団体に寄託

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、「一食岩手・釜石復興支援事業」として、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県で支援活動に取り組む7団体に計500万円を寄託した。同事業は、「東日本大震災三県支援事業」の一環として、2013年から開始。同県に加え、福島と宮城両県でも行われている。

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普門館とわたし(了)

普門館にまつわる思い出やエピソードを「普門館とわたし」として募集したところ、貴重な体験が投稿として寄せられました。最終回となる第7回は、「YS」さん、「らすかる」さん、「へしぽん」さん、「早也香」さん、「おりえちゃん」さんの5人の投稿を紹介します。(タイトルは編集部)

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唯仏与仏(24) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

感謝の念が湧いたときは、心がきれいになります。これは、だれでも経験することです。人に親切にされて「ありがたい」と思う瞬間、心に濁りなどありますか。微塵(みじん)もないでしょう。その瞬間は、いわば、心のアンテナが美しく磨かれ、人の恩を完全にキャッチできた状態といってもいいでしょう。

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