佼成看護専門学校の学生が佼成病院でキャンドルサービス 祈りを込めた歌声とともに

釈尊が悟りを開いた意義をかみしめる12月8日の「成道会」の夜、佼成看護専門学校の学生が、実習先の佼成病院(東京・杉並区)に入院している患者を訪ね、歌とメッセージカードを届ける「キャンドルサービス」を行った。

午後7時半、ペンライトにユリの花をあしらった「キャンドル」を携えた82人の学生が二人一組となり、仏讃歌「いのちの讃歌」を歌いながら病室を訪問。成道会の意味、患者に向けた一言が記された手作りのメッセージカードを読み上げ、一人ひとりに笑顔で手渡した。

メッセージカード

当日参加した1年生の一人は、「メッセージカードを差し出す時はとても緊張しましたが、中には、『ありがとう』と言って涙を流して受け取られる患者さんもいて、手渡す私も感動し、涙してしまいました。これから看護師として患者さんの力になるため、勉強を頑張らなければ、という気持ちを改めて強くしました」と感想を語った。