「六花の会」代表世話人会 「仏教精神に学ぶ経営者の集い」(第2回)の詳細を検討

仏教精神を生かした経営を目指す経営者や個人事業主による立正佼成会会員有志のネットワーク「六花(りっか)の会」の代表世話人会(今年上半期)が6月11日、オンラインで開催された。各支教区や教会で行われている「仏教経営者塾」の世話人の代表者、教団役職者ら33人が参加した。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(64) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

日本の命運がかかる参議院選挙

7月に参議院選挙が予定されている。メディアの報道量が少なく、まだ意識していない人が多いようだが、この選挙には日本の運命がかかっている。昨年の衆議院選挙に比して野党間の協力が弱体化していて与党の勝利が予想されており、衆議院に続き、参議院の3分の2以上を改憲に前向きな政党が占める可能性が大きい。首相が4年間衆議院を解散しなければ、今後3年間は国政選挙がないかもしれない。そうなった場合、この間に戦後日本の平和主義的な理念や方針がなくなり、日本は戦争を行う国家へと変わっていくことを覚悟しておかなければならないだろう。

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新宗連「第31期第7回理事会」 結成70周年記念事業など報告 光祥次代会長、國富理事長が出席

新日本宗教団体連合会(新宗連)の「第31期第7回理事会」が6月8日、オンラインで開催された。理事、監事、評議員、委員会・機関代表者ら45人が参加。立正佼成会から庭野光祥次代会長(新宗連理事)、國富敬二理事長(同常務理事)、和田惠久巳総務部部長(同評議員)が出席した。

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明社「第22回通常総会」 令和4年度事業計画を発表

立正佼成会が協力団体として参画するNPO法人明るい社会づくり運動(明社)の第22回通常総会が6月12日、東京・中央区にある明社の事務所を拠点に、オンラインで開催された。澤田晃成常務理事(本会参務)をはじめ、理事を含む全国の運営会員47人(委任状提出者、書面表決者を含む)が参加した。

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石原慎太郎氏 お別れの会 庭野会長が参列し献花

立正佼成会の庭野日鑛会長は6月9日、東京・渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで営まれた石原慎太郎氏のお別れの会に参列した。午前10時からのセレモニーには、生前、親交があった政界や文壇の関係者らが集い、故人を偲(しの)んだ。

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釈尊の徳を讃えるタイの祝日「仏誕節」迎え バンコク教会会員が清掃活動

5月15日、タイでは祭日の一つ「仏誕節(ヴィサカブーチャ)」を迎えた。国民の9割以上が仏教徒である同国では、陰暦6月で満月の日を、仏教における釈尊の生誕、成道、入滅の三つの重要な出来事が重なる最も神聖な日とし、釈尊の徳をたたえる行事が各地で行われる。同国の立正佼成会バンコク教会でも、悟りを開いた釈尊への感謝、仏縁に出遇(であ)えた喜びを表そうと、青年部員ら24人がサムットプラカーン県にあるチャオプラヤー川で清掃活動を行った。

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「中東紛争の平和的解決を求めたイスラエル人作家が逝去」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

中東紛争の平和的解決を求めたイスラエル人作家が逝去

数十年間にわたり、イスラエル・パレスチナ間紛争の直接交渉による平和的解決を訴え続けてきたイスラエル人作家の巨匠、アブラハム・B・イエホシュア氏が6月14日、テルアビブの病院で死去した。85歳だった。

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共生へ――現代に伝える神道のこころ(16) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部教授)

動植物の彫刻を施し精神世界を伝え 時代とともに発展を遂げた社寺建築

以前の連載(第9回)にて吉備津神社(岡山県)と中山法華経寺(千葉県)を例に、神社と寺院に見られる建築様式の相似性を取り上げ、建築の中に見える神仏の共生について述べた。神社の社殿については、細部の彫刻や意匠に関して興味深い点もあるため、今回は社殿の梁(はり)や柱などに刻まれた彫刻など、神社建築の特徴について述べたい。

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教皇 懸念される膝の関節痛(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコはこのところ、悪化する右膝の関節痛に悩み、あらゆる行事や国家元首との面談にも、車椅子に乗ったまま出席している。

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えっ、これも仏教語!?(63) 【せつな】刹那

梵語(サンスクリット語)の「クシャナ」の音写です。

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