新宗連「第31期第7回理事会」 結成70周年記念事業など報告 光祥次代会長、國富理事長が出席

オンラインで行われた理事会では、70周年記念事業などについて報告された(「Zoom」の画面、新宗連提供)

新日本宗教団体連合会(新宗連)の「第31期第7回理事会」が6月8日、オンラインで開催された。理事、監事、評議員、委員会・機関代表者ら45人が参加。立正佼成会から庭野光祥次代会長(新宗連理事)、國富敬二理事長(同常務理事)、和田惠久巳総務部部長(同評議員)が出席した。

理事会では冒頭、全員で新宗連の「祈りのことば」を唱和した後、世界平和への祈りと、新型コロナウイルス感染症による犠牲者の追悼のため、黙とうを捧げた。深田充啓新宗連名誉会長(円応教教主)のあいさつに続き、岡田光央新宗連理事長(崇教眞光三代教え主)を議長に、審議に入った。

この中で、昨年度の事業報告書案、同決算報告書案、新型コロナウイルス感染状況に伴う新宗連の今後の運営体制などの議案について話し合い、全て承認された。

また、新宗連結成70周年特別委員会の江口陽一委員長(大法輪台意光妙教会理事長)が、同記念事業として4月21日、「戦争犠牲者並びに自然災害犠牲者慰霊供養団」を兵庫県に派遣し、太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔(姫路市)や、「1・17希望の灯(あか)り」(神戸市)を巡り、慰霊式典を開催したことを報告。その上で、同慰霊供養団を今後、別の地域へも派遣するか、同ウイルスの感染状況を踏まえて判断することが確認された。

このほか、各委員会・機関が活動を発表。新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会)は、今年のユースフォーラムについて、『それでも いまを 生きるーーbe with you』をテーマに、東日本大震災の被災地である宮城・名取市からのライブ配信を交えて、オンラインで開催することを説明した。