共生へ――現代に伝える神道のこころ(16) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部教授)

動植物の彫刻を施し精神世界を伝え 時代とともに発展を遂げた社寺建築

以前の連載(第9回)にて吉備津神社(岡山県)と中山法華経寺(千葉県)を例に、神社と寺院に見られる建築様式の相似性を取り上げ、建築の中に見える神仏の共生について述べた。神社の社殿については、細部の彫刻や意匠に関して興味深い点もあるため、今回は社殿の梁(はり)や柱などに刻まれた彫刻など、神社建築の特徴について述べたい。

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教皇 懸念される膝の関節痛(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコはこのところ、悪化する右膝の関節痛に悩み、あらゆる行事や国家元首との面談にも、車椅子に乗ったまま出席している。

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えっ、これも仏教語!?(63) 【せつな】刹那

梵語(サンスクリット語)の「クシャナ」の音写です。

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