新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(31)

国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、平教会主任、清水教会主任です。

続きを読む

【認定NPO法人「FoE Japan」・深草亜悠美さん】豊かな環境を未来に残すため、私たちは一丸となって行動を

近年、記録的な猛暑や大型台風、豪雨などによる被害が国内外で拡大している。気候変動が被害拡大の一因といわれる。認定NPO法人「FoE Japan」では、気候変動を抑えるため、政府に持続可能なエネルギー政策への転換を求めるとともに、市民に環境保全の意識を持って生活する大切さを伝えている。6月は「環境月間」。FoE Japanの深草亜悠美さんに、気候変動の現状、地球温暖化を防ぐ取り組みについて聞いた。

続きを読む

利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(52) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

コロナ後の世界は?

9都道府県の緊急事態宣言は6月20日まで延長され、暗い気持ちで過ごした人が多いだろう。昨日をもって多くの地域では解除されたものの、オリンピック・パラリンピックを開催できるようにするためではないかと疑われている。開催による感染者増を専門家が次々と試算しているのだから、まさに戦争時のように、死者を出すことを前提として目標を貫徹しようとしていることになる。連載の第45回第46回で「鬼滅の刃」に描かれているような「鬼の世」を論じたが、政府の発想を非人道的と感じるのは筆者だけだろうか。

続きを読む

幸せをむすぶ「こども食堂」(6) 文・湯浅誠(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)

暮らしに不可欠なものとは

今回が連載6回目。後半戦に入ります。いよいよ「コロナ禍のこども食堂」に話題を移していきましょう。

続きを読む

唯仏与仏(81) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

人間には、「困っている人を助けたい」と思う慈悲の心もあれば、「人を押しのけてでも幸せになろう」と思う自己本位の心もあります。「法は人によって尊し」といわれます。「法」は、それを信じる人の行ないにあらわれて真価が発揮されるのです。「まず人さま」という心を大きくはぐくみ、人さまのためになる喜びを味わいつつ、まわりの人のお手本となれるよう、「菩薩」としての歩みを続けていただきたいと思います。

続きを読む

文京教会 会員たちが手紙やはがきで交流重ね 日々の実践や喜びを文集に

新型コロナウイルスの感染拡大で教会への参拝が制限されている中、立正佼成会文京教会では昨年から、教会と会員の間で手紙やはがきのやりとりを重ね、サンガ(教えの仲間)のつながりを深めてきた。手紙につづられた会員の日々の実践や喜びは、『即是道場(そくぜどうじょう)』と題する文集にまとめられ、サンガが功徳を分かち合っている。

続きを読む

夏の開花に向けて 花巻教会で「ハッピーフラワープロジェクト」

立正佼成会花巻教会の少年部員宅では、フウセンカズラやアサガオ、ヒマワリ、マリーゴールドといった花がすくすくと育っている。今年、子供たちに花の種を贈り、それぞれが栽培する「ハッピーフラワープロジェクト」を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で普段通りの生活ができない少年部員たちに、「幸せな気持ちで過ごしてほしい」と少年部長(47)が提案。最初はフウセンカズラだけだったが、会員たちが協力し、種の種類が増えていった。

続きを読む

南多摩教会 経済的困難抱える家庭の支えに 地域の子ども食堂に食料を提供

立正佼成会南多摩教会は今年発足70周年を迎え、地域とのつながりを一層深めたいとの願いで、地域社会に貢献する活動に力を入れている。

続きを読む

一食推進全国フォーラム 「一食運動」の意義と成果を共有 推進役を担う会員ら303人が参加

立正佼成会一食(いちじき)平和基金による「一食推進全国フォーラム」が6月12日、ウェブ会議システムを使って開催された。このフォーラムは、「一食を捧げる運動」の意義を再確認するとともに、運動を推進する上で抱える課題や疑問を分かち合い、意見交換を通してより主体的に運動に取り組めるようになることが目的。全国から一食運動の推進役を担う会員ら303人が参加した。

続きを読む

本会一食平和基金から緊急支援 政変による混乱が続くミャンマー、空爆被害のパレスチナ・ガザ地区に

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、クーデターの影響で貧困と飢餓状態にあるミャンマーへの緊急支援に500万円、パレスチナ・ガザ地区の空爆被害の支援に400万円の拠出を決定した。

続きを読む