平和への努力こそ真の慰霊

新宗連の「戦没者合同慰霊並びに平和祈願式典」(現・戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典=8.14式典)に、同理事長として出席した庭野日敬開祖は「平和への努力こそ真の慰霊」と強調した(1985年)

100万羽の折り鶴

戦後50年を迎えた1995年8月15日。大聖堂では「全世界戦争犠牲者慰霊・恒久平和祈願式典」(現・「戦争犠牲者慰霊・平和祈願の日」式典)が厳修された。全国の教会から約100万羽の折り鶴が寄せられた

高校生たちの慰霊供養

沖縄・糸満市摩文仁の丘の頂上に建立された、第32軍司令官・牛島満中将と長勇参謀長を祀る「黎明(れいめい)の塔」。その前で、福島支教区の高校生たちが慰霊供養を行った(1995年)

バチカンから見た世界(65) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

政治家の和平と宗教者の和平――朝鮮半島

南アフリカの故ネルソン・マンデラ元大統領の生誕100年を記念する式典がその誕生日の前日である7月17日、ヨハネスブルクで行われ、米国のオバマ前大統領が講演した。18日付の共同通信(電子版)は、この中でオバマ氏が、世界の現状を「奇妙で不確かな」時代と評し、「『恐怖や恨み』をあおるような政治状況に強い危機感を表明した」と伝える。

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対立が深まるパレスチナ・ガザ いのちを守るために、NGOがトークイベント

『パレスチナ・ガザの今――現地からの最新報告と人権をめぐる専門解説』と題したトークイベントが7月3日、東京・港区の天光院で開催された。認定NPO法人の「日本国際ボランティアセンター」(JVC)と「ヒューマンライツ・ナウ」(HRN)が共催した。

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「時代」の声を伝えて――文学がとらえた80年(14) 文・黒古一夫(文芸評論家)

日本中を震撼させた「天災」と「人災」

バブル経済が弾けた後、それまで日本全体を覆っていた「金がすべて」といった価値観に対する見直しや反省が、社会の各界各層で行われるようになった。そんな中の1995年1月17日、死者6434人、行方不明者3人、重軽傷者4万3792人を出す「阪神・淡路大震災」が起こり、改めて「天災(自然災害)」の恐ろしさを私たちは思い知る。

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円応教の立教百年祭 庭野日鑛会長が祝辞

円応教の「立教百年祭記念式典」が7月14日から16日まで、兵庫・丹波市の円応教本部で行われ、16日の式典の席上、立正佼成会の庭野日鑛会長が祝辞を述べた。

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WCRP/RfP日本委「フクシマコミュニティづくり支援プロジェクト」 2018年度第1期支援先発表

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「フクシマコミュニティづくり支援プロジェクト」2018年度第1期の支援先が決まった。

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『日本国憲法と部落差別』と題し、職員人権啓発講座 部落史研究家の上杉聰氏が講演

『日本国憲法と部落差別』をテーマに、立正佼成会同和推進本部による「第23回職員人権啓発講座」が7月12日、法輪閣大ホール(東京・杉並区)で行われた。教団、事業体の職員200人が参加した。今回の講座は、部落差別の歴史と現状について学び、特に日本国憲法が定める基本的人権の尊重や法の下の平等について理解を深めることが目的。関西大学文学部講師で部落史研究家の上杉聰氏が講演した。

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【登山家・貫田宗男さん】果てることのない山の魅力、冒険心を持って挑み続け

梅雨が明け、登山シーズンが到来した。日本人は古来、山に畏敬の念を抱き、自然の恵みに感謝して生きてきた。2016年に「山の日」が施行され、8月11日が国民の祝日となり、山に親しむイベントが各地で催されている。テレビ番組でも活躍する登山家・貫田宗男さんに、登山の魅力と山登りでのリスク管理、登り方の留意点などを聞いた。

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