カルチャー

気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(37) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

思い通りにならないことからの学び――山火事が教えた心の持ち方

今年に入って4日目のこと。私が住む瞑想(めいそう)修行場「ウィリヤダンマ・アシュラム」の隣の畑が火事になった。火の勢いは強く、アシュラムの一部の敷地にまで侵入し、皆で協力して消し止めた。幸いにも、人や家への被害はなかったけれど、タイでは特に乾季になると山火事がよく起こるため、またいつ起こるとも限らない。

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気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(36) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

気づきを高めると、お金も節約できる!?――田舎暮らしの5年間を振り返る

先日、あるユーチューバーから依頼があり、数日間取材を受けた。タイ仏教の通訳・翻訳をしながらタイで田舎暮らしをする私の生き方に、興味を抱いてくださったのだ。取材では、私のタイとの出合いから今に至るまでを聞かれ、いろいろ振り返ることができた。

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気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(35) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

「ちょっと待とう」から「今すぐやろう」へ――パイサーン師の新年のメッセージから

新しい年を迎えると、楽しみにしていることがある。それは、この連載で何度か登場して頂いているスカトー寺の現住職、パイサーン・ウィサーロ師の新年メッセージだ。動画でアップされたものをほぼリアルタイムで翻訳する。それが私の初仕事である。今回はぜひ要約してお届けしたい。

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バチカンから見た世界(89) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

教皇が訪日に託した思い(3)――声なき貧しい人々と地球環境を代弁し核兵器廃絶訴え

ローマ教皇フランシスコは訪日中の11月24日、長崎と広島から、核エネルギーの軍事利用が「倫理に反している」ことを訴えた。

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気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(34) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

忙しさの正体――師走にふさわしい私の挑戦

師走に入り、2019年も残り少なくなってきた。師走は、クリスマス、忘年会、大みそかと、何かとイベントごとの多くなる時期である。今年1年の振り返りとともに、やり残したことを終えなければならなかったり、新しく迎える年の準備をしたり。なすべきことが増えていくシーズンともいえるだろう。

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バチカンから見た世界(88) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

教皇が訪日に託した思い(2)――「教皇の訪日は最も素晴らしい旅行だった」

バチカンのマテオ・ブルーニ広報局長が、バチカン記者室にある佼成新聞のボックスオフィスに来て言った。「教皇フランシスコの訪日は、彼の諸国歴訪の中で最も素晴らしいものだった」と。

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バチカンから見た世界(87) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

教皇が訪日に託した思い(1)

ローマ教皇フランシスコは訪日に、どんな思いを託したのだろうか? 教皇は11月25日、皇居で天皇陛下と会見した。

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バチカンから見た世界(86) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

教皇の訪日を前に(2)――日本での布教を夢見た教皇

ローマ教皇フランシスコが2013年3月13日に選出されて数日後、バチカン記者室詰めの国際記者たちを代表し、新教皇に直接、あいさつする機会を与えられた。当時のバチカン報道官のフェデリコ・ロンバルディ神父(イエズス会)から「バチカン記者室の最年長記者の一人です」と紹介され、新教皇の柔らかい手を握り締めながら、「イエズス会が運営する東京の上智大学の出身です」と自己紹介した。そして、「教皇ヨハネ・パウロ二世と同じように、日本においで頂けますか?」と伺うと、「私は(1987年に)日本に行ったことがあります」との答えが返ってきた。「日本で、お待ちしております」と申し上げた。

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気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(33) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

タイのターミナルケアの現場から(後編)――いのちに与えられた最後の課題

先月は、ウィリヤダンマ・アシュラムのリーダー僧、スティサート師によるターミナルケアの実践の様子をお伝えした。病める人に対する師の触れ合いと、患者からの「タンブン(徳積み)」。タンブンという観念と具体的な実践は、タイ人の日常生活に溶け込んでいるが、死を前にした時、より一層その重要性が増してくることを痛感した。

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バチカンから見た世界(85) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

教皇の訪日を前に(1)--貧者がキリスト教の予言のアイコン

ローマ教皇フランシスコの訪日が迫ってきた。教皇は日本の人々に、どのようなメッセージを伝えようと思っているのだろうか? アジアのカトリック司教協議会連盟議長でヤンゴン大司教(ミャンマー)のチャールズ・ボー枢機卿は、2017年に教皇の受け入れに務めた体験を基に、次のように述べている。

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