気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(9) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)
「死ぬ前に死ぬ」という生き方――カンポンさんに学ぶ
タイ語に「ターイ・コン・ターイ(死ぬ前に死ぬ)」という言葉がある。タイで高僧として知られるプッタタート師が生前に語られた言葉だ。奇妙なフレーズだが、その意味するところは「肉体の死を迎える前に、“この私が”という我執(がしゅう)を死なせる」ということである。だから「死ぬ前に死ぬ」ことは良きことであり、修行者の目指すところであるというのだ。
本会一食平和基金 宮城の被災地復興を支援 持続可能な組織づくり目指して
東日本大震災で被災した宮城県各地の復興支援を目的に、「持続可能な組織づくり研修」(みやぎ連携復興センター主催)が10月21日、同センターが事務所を置く仙台市のビルで開催された。立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会は同センターと共に、まちづくり団体を対象とした助成金事業として、「復興まちづくり協議会等事務局基盤強化・学び合い助成」を今年実施しており、今回の研修は、この事業の一環。
佼成学園野球部 秋季都大会準優勝
「平成29年度秋季東京都高等学校野球大会」に出場した佼成学園高校野球部は、50年ぶりに決勝進出を果たし、11月5日の決勝戦で日本大学第三高校(日大三高)に敗れ、準優勝の成績を収めた。
緊迫する北朝鮮情勢と核兵器禁止条約を考えるシンポジウム ピースデポ主催
北朝鮮情勢と核兵器禁止条約を考えるシンポジウムが10月28日、東京・港区の明治学院大学で開催された。テーマは『日、韓は核の傘から出て禁止条約に参加を!』。NPO法人「ピースデポ」が主催し、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会が後援した。また、庭野平和財団による助成対象事業でもある。市民ら約60人が参加した。
「自殺」を考えるをテーマに、本会職員対象の人権啓発講座
『「自殺」を考える』をテーマに、立正佼成会同和推進本部による「第22回職員人権啓発講座」が10月24日、法輪閣大ホール(東京・杉並区)で行われた。教団、事業体の職員204人が参加した。
明社による「第5回全国都道府県会議」 災害支援のあり方や子供の貧困について学ぶ
明るい社会づくり運動の「第5回全国都道府県会議」が10月21、22の両日、東京・千代田区の全国町村会館で開催された。理事を含む全国の同運動の会員75人が参加。協力団体である立正佼成会から沼田雄司参務、澤田晃成総務部部長が出席した。
【中央大学理工学部教授・山田正さん】突然起こる自然災害 防災に対する意識の転換を
福岡、大分両県を中心に九州北部を襲った集中豪雨、太平洋上を迷走した台風5号、8月下旬まで続いた長雨と、気象に関するニュースが続いている。また、近年、短時間で大量の雨が降る現象“ゲリラ豪雨”が頻発している。自然界で今、何が起こっているのか。水文・水資源学の第一人者で、中央大学理工学部教授の山田正氏に聞いた。