佼成看護専門学校の戴帽式 看護師への自覚深め

佼成看護専門学校の「戴帽式」が10月31日、セレニティホール(東京・杉並区)で開かれ、今年4月に入学した49期生36人が、式典に臨んだ。

式辞に立った神保好夫校長は、ナースキャップを授ける戴帽式には、看護師を志す者として自覚を深め、覚悟を新たにする意味があると説明。その上で、「清く、誠実に、悩める人に貢献するという看護師の職業理念をしっかりと心に植え付けてください」と述べた。

続いて、「戴帽の儀」が行われ、学校関係者や保護者、在校生ら186人が見守る中、一人ひとりにナースキャップが贈られた。

学生たちは「戴灯の儀」に臨み、「誓いの詞」を斉唱した

この後、立正佼成会を代表して中村記子習学部部長、佼成病院の甲能直幸院長らが祝辞。最後に行われた「戴灯の儀」では、灯がともされたキャンドルを携えた学生が壇上に並び、「確かな知識、技術を身につけ、看護の道を歩んでいくことをここに誓います」と、「誓いの詞(ことば)」を斉唱した。