本会が北朝鮮情勢に対する見解を発表

立正佼成会は10月1日、緊迫する北朝鮮情勢に対し、教団名による見解『因果はめぐる――今、私たちは』を発表した。同日、教団ウェブサイトに掲載された。

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佼成出版社から『慈悲のかたち――仏教ボランティアの思考と創造』(大菅俊幸著)発刊

「仏教ボランティアの思想的根拠はどこにあるのか?」「仏教ボランティアはどのように行われているのか?」――大学院で仏教学を専攻し、修了した著者はさらなる探求のため、曹洞宗ボランティア会(現・シャンティ国際ボランティア会=SVA)の活動に身を投じる。そこで目にしたのは、ボランティア活動をもって仏教思想を体現し、実証している僧侶・有馬実成師の姿だった。

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『グローバル化への対応』テーマに「人間と科学」研究学会が大会 中央学術研究所が後援

『グローバル化への対応と私達が取り組むべきこと』をテーマに、中央学術研究所が後援する「人間と科学」研究学会の「第29回研究大会」が9月16日、佼成図書館(東京・杉並区)で開催され、同学会メンバーをはじめ立正佼成会職員ら47人が出席した。

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大本の鈴木本部長が本会を訪問し、庭野会長と懇談 平和に向けて一層協力を

大本の本部長に就任した鈴木穎一師(人類愛善会会長)が9月11日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、法輪閣で庭野日鑛会長と懇談した。大本から猪子恒東京宣教センター長、橋本伸作同センター次長が同行した。

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気づきを楽しむ――タイの大地で深呼吸(7) 写真・文 浦崎雅代(翻訳家)

タイの「いただきます」は、自己チェックリスト

手を合わせて、「いただきます!」「ごちそうさまでした!」。

日本の食卓でなじみのあるこのすてきな習慣。残念ながらタイでは見られない。タイでは仏教を信仰する人が多いのだけれど、日本語の「いただきます」や「ごちそうさま」に相当する言葉はない。私という存在が生きるために、他の動植物の生命をいただく。命の連鎖を思い起こさせる“いただきます”――この意味を丁寧にかみしめると、謙虚な気持ちが自然と湧いてくる。

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新・仏典物語――釈尊の弟子たち(4)

さあ、行け! 汝がめざすスナーパランタへ

釈尊が祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)に滞在していたときのことです。

弟子の一人であるプンナ(富楼那)が訪ねてきました。プンナはスナーパランタという地方で教えを広めることを決意し、釈尊に別れを告げるために来たのでした。

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バチカンから見た世界(32) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

分断を招く善悪二元論 憂えるイエズス会の機関誌

米国のトランプ政権とバチカンは、なぜ鋭く対立するのか――。イエズス会が発行する雑誌「チビルタ・カトリカ」に8ページにわたって掲載された『福音的原理主義とカトリックの政教一致主義』と題する論説記事は、その解明に迫ったものだ。

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庭野会長 北京市内の広済寺にある中国佛教協会を訪問 学誠法師と懇談

「第1回日中宗教指導者交流」参加のために北京入りした庭野日鑛会長は8月25日、同市内の広済寺に参拝、境内にある中国佛教協会を訪問した。同寺では、学誠法師(中国佛教協会会長)、演覚法師(同副会長、広済寺住職)に笑顔で迎えられ、懇談の席に臨んだ。

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WCRP/RfP日本委青年部会「サマーキャンプ」 九州豪雨の被災地で慰霊

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会青年部会の「第21回サマーキャンプ」が8月25日から27日まで、佐賀・基山町の中山身語正宗大本山瀧光徳寺で開催された。テーマは『ともに支えあう――Sacred Action Go for Ambitious(宗教的実践から大志を抱け)』。6教団から32人が参加した。

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『企業倫理』テーマに オーストリア・アルプバッハで第4回「行動の倫理」会議

第4回「持続可能で不可欠な開発に向けた行動の倫理」会議(通称=「行動の倫理」会議)が8月21、22の両日、オーストリア・アルプバッハのホテルなどで行われた。世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際共同議長として立正佼成会の庭野光祥次代会長が出席し、今回の全体テーマである『企業倫理』について、仏教の視点からスピーチした。

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