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「学んだことを後世に受け継ぎたい」 現地での沖縄平和学習会が再び 

3月23日から26日まで、立正佼成会中京支教区の「沖縄平和学習会」(団長=増田貴正中津川教会長)が開催された。参加したのは、コロナ禍の中で入学した高校生たち。修学旅行といった学校行事が中止されるなど数々の制約を強いられてきた学生たちに、自分の目で見て、肌で感じる喜びを味わってほしいと、オンラインではなく現地学習が行われた。

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バチカンから見た世界(137) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

教皇のハンガリー訪問――戦争の独奏者と欧州の統一理念

ローマ教皇フランシスコは、4月28日から30日までハンガリーを訪問した。28日、首都ブダペストに到着した教皇は、すぐにノヴァク・カタリン大統領と会見。大統領府の記帳書に、「巡礼者、友人としてハンガリーに来ました。ハンガリーは、歴史と文化に富んだ国です。橋と聖人の町であるブダペストから欧州全土に思いを馳(は)せ、一致、連帯した欧州が、今でも平和と受け入れの家であるように願います」と記し、ハンガリー訪問の意義を伝えた。

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4年ぶりにハワイ、サンフランシスコ両教会が祭りに参加 笑顔で行進

今春、アメリカの地に笛、鉦(かね)、太鼓の華やかな音色と、威勢のいいかけ声が帰ってきた。コロナ禍の影響で中止されていた「ホノルル フェスティバル」と「北カリフォルニア桜祭り グランドパレード」が4年ぶりに開催され、立正佼成会ハワイ、サンフランシスコ両教会がそれぞれマトイ行進を披露した。

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笑トレで元気に――健康と幸せを呼ぶ“心の筋トレ”(8) 文・日本笑いヨガ協会代表 高田佳子 (動画あり)

負の感情は外に出す

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうけれど、遅刻した人を待っている間や退屈な話を聞かされた時は、時間が経つのが遅いと感じた経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

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内藤麻里子の文芸観察(44)

砂原浩太朗さんの『藩邸差配役日日控』(文藝春秋)は、藩邸の「差配役」という、現代でいえば会社の“総務部”のような役職を創り出したことがお手柄の時代小説だ。連作短編で日々巻き起こる騒動をつづりながら、底に流れる陰謀を鮮やかに描き出す。

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バターン特別平和使節団がフィリピン訪問へ 

「陰日なたなく、いつも目の前の人を助けていたジョペットさんの姿を表し、お戒名に『助』という字を入れました」――。

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学林とINEBが「国際エンゲージド仏教青年リーダーフォーラム」 15カ国の青年が社会課題を議論

立正佼成会の学林では、仏教精神を基に具体的な実践のできる宗教者の育成を目指している。その一環として、紛争や貧困、差別といった世界の諸課題に対し、世界各国で社会の変革に取り組む仏教徒の青年が集結し、よりよい未来を創造するための智慧(ちえ)を共有する場を計画。「国際エンゲージド仏教青年リーダーフォーラム」と題し、4月11、12の両日、青梅練成道場(東京・青梅市)を拠点にオンラインで開催された。

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庭野平和財団 令和4年度公募助成先を発表 宗教的精神に基づく平和のための草の根活動に取り組む12団体を支援

公益財団法人庭野平和財団はこのほど、令和4年度の公募助成先として、国内の5団体に468万7000円、国外の7団体に4万3667ドルを支援すると発表した。助成金は立正佼成会一食(いちじき)平和基金からの指定寄附によるもので、「一食を捧げる運動」の浄財が使われている。

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内戦の長期化が懸念されるスーダンでの軍事闘争(海外通信・バチカン支局)

スーダンでは2019年に、30年にわたり強権を行使してきたバシール政権が崩壊し、国軍の設立した「暫定軍事評議会」(TMC)と「自由と変化宣言」(DFC)の勢力が「政治合意」「憲法宣言」に署名したことで暫定政府が樹立され、民政への移管が試みられていた。しかし今年4月15日、国軍と準軍事組織「即応支援部隊」(RSF)の間で激しい戦闘が勃発。両軍事組織間での権力闘争(RSFの国軍編入)を機とする軍事衝突は首都ハルツームから全土に広がり、各地で銃撃戦や砲撃戦が展開されて市民の犠牲が拡大している。

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千葉の地に萌芽した経営者サンガネットワーク「千葉支教区六花の会」発足式

新年度、新学期、新入社員――“始まり”の季節の4月に、伊能忠敬や菱川師宣などの先覚者が生まれた地“千葉”に、「千葉支教区六花(りっか)の会」が芽吹いた。仏教精神を会社事業に生かす同県内の経営者たちが思いを結集し、会員有志の経営者サンガネットワーク「六花の会」の地域組織の一つとして名乗りを上げた。世話人には、30代から70代までのメンバーが志を掲げて集った。

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