特集
WCRP国際委・同日本委「『戦争を超え、和解へ』諸宗教平和円卓会議」第1回東京平和円卓会議の開会式、閉会式から
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会と同日本委員会による「『戦争を超え、和解へ』諸宗教平和円卓会議」の第1回東京平和円卓会議が9月21日から23日まで、東京都内で開催された。開会式では同日本委会長を務める庭野日鑛会長が歓迎挨拶を述べ、閉会式では同国際共同議長の庭野光祥次代会長がスピーチした。それぞれの要旨を紹介する。(文責在編集部)
〈クローズアップ〉北九州支教区「特別青年幹部教育」 共に寄り添う力育む 法座を実践形式で演習
立正佼成会の教団創立100年に向けた教会幹部の育成を目指し、北九州支教区は今年4月から7月、「特別青年幹部教育」と題した独自の教育課程を実施した(全3回)。青年幹部が法座の実践演習を通じて、他者が抱える苦悩に耳を傾け、共に考える中で寄り添っていく力を養うもの。福岡教会を会場に行われ、9教会から20人が参加した。
【詳報】比叡山宗教サミット35周年記念 「世界宗教者平和の祈りの集い」 平和への歩みを未来につないで
『気候変動と宗教者の責務』をテーマに、比叡山宗教サミット35周年記念「世界宗教者平和の祈りの集い」が8月4日に開かれた。国立京都国際会館での開会式典では、一般財団法人日本総合研究所会長で多摩大学学長の寺島実郎氏が『歴史的大転換期における宗教―心の回復力(レジリエンス)を求めて―』と題して記念講演。続いて、同集いのテーマに合わせ、識者4人によるシンポジウムが行われた。要旨を紹介する。(文責在編集部)
【特別インタビュー 第39回庭野平和賞受賞者 マイケル・ラプスレー師】 傷ついた人々を癒す――自身の悲劇をきっかけに「治癒者」として
南アフリカの聖公会司祭で、今年「第39回庭野平和賞」を受賞したマイケル・ラプスレー師(73)へのインタビューがこのほど、リモートで行われた。インタビュアーは、庭野平和財団の庭野浩士理事長(選名・統弘)が務めた。同師は1973年、「アパルトヘイト(人種隔離)」政策下の南アフリカに派遣された。反アパルトヘイト運動に身を投じていた90年、南アフリカ政府の仕業とされる手紙爆弾で両手と右目を失った。この壮絶な体験を経て同師は、暴力や差別で傷ついた人々を癒(いや)す「記憶の癒し」ワークショップを開始。その活動は海外にも広がっている。『傷ついた人々を癒す』をテーマに行われたインタビューの内容を紹介する。(文中敬称略)
核兵器禁止条約第1回締約国会議に参加して 神谷昌道ACRPシニアアドバイザーら代表団メンバーに聞く
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は6月16日から25日まで、オーストリア・ウィーンで開催された核兵器禁止条約の第1回締約国会議(21~23日)に代表団を派遣した。「ストップ!核依存タスクフォース」メンバーの神谷昌道アジア宗教者平和会議(ACRP)シニアアドバイザー、同日本委事務局の橋本高志平和推進副部長と村山浩代スタッフが現地を訪れ、締約国会議へのオブザーバー参加に加え、同会議に先立ち開かれたオーストリア政府主催の「核兵器の非人道性に関する国際会議」(同20日)と、国際NGOの核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)による「核禁フォーラム」(同18、19の両日)に出席した。神谷ACRPシニアアドバイザー、橋本、村山両スタッフに所感を聞いた。
立花産業株式会社・小林孝利社長に聞く 社会貢献活動に取り組む個人や団体への支援事業を展開
立花産業株式会社は昨年5月から、全国の営業所や出張所の包括地域内で、社会貢献活動に取り組む個人や団体への支援事業を展開している。同社社員が地域社会の課題に目を向けるとともに、支援を通じて地域とのつながりを強め、企業の社会的責任を果たすことが目的だ。昨年、本社に申請された活動は29件。介護や障害者福祉、生活困窮者支援、青少年育成など多岐にわたる活動が受理された。今回の事業について、小林孝利社長に聞いた。
ウクライナ避難民の現状を視察 水藻克年・本会ローマセンター長に聞く
ロシアの軍事侵攻で国外に逃れたウクライナ避難民の現状を視察するため、立正佼成会は5月4日から21日まで調査団を派遣した。同団に参加した水藻克年ローマセンター長に、視察の様子や避難民の状況について聞いた。