特集

頼れる人、場所、心――青少年の居場所を考える

不登校や虐待など、子供たちを取り巻く問題が取り沙汰されて久しい。学校や家庭に安心できる居場所がなく、身近に悩みを相談できる大人もいない。そんな青少年を支援するための「居場所」づくりが課題となっている。今回の特集では、会員の体験と早稲田大学の阿比留久美教授の談話を紹介し、青少年から頼られる人となるため、地域の大人にできることを読者と共に考えたい。
(体験者の記事は、プライバシーに配慮し仮名とする)

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広まる国際布教――Spreading the Dharma Throughout the World

立正佼成会初の海外支部としてハワイ支部(現ハワイ教会)の発会式が行われたのは1959年のこと。その後現在に至るまで、サンガ(教えの仲間)の布教伝道によって教えの種が世界中にまかれ、現在海外には、18の国と地域に58拠点を構える。今回の特集では、自ら教えを求め、本会に巡り合った海外会員3人の「初随喜」(教えに出遇=であ=えた感動や喜び)を紹介する。(写真は全て、本人提供)

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一食啓発月間 アフリカへ毛布をおくる運動 日本の思いを届けた最終配付(後編)

2022年、最後のキャンペーンを終えた「アフリカへ毛布をおくる運動」(同運動推進委員会=JBAC=主催)。39年の歩みを締めくくるべく、ミッションチームの一行は3月17日、最後の毛布を配付するため、モザンビークに入国した。(前編はこちら)

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一食啓発月間 アフリカへ毛布をおくる運動 日本の思いを届けた最終配付(前編)

「一食(いちじき)を捧げる運動」(一食運動)を推進する「一食啓発月間」が今年も5月1日から実施されている。立正佼成会の各教会では活動を促進する学習会の実施や会員一人ひとりの運動の実践を通して、平和への祈りが深められている。

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人間釈尊に学ぶーー試行錯誤を重ねて生きる

約2500年前の4月8日に釈尊は降誕した。現世に生まれた“人間釈尊”が、老い、病を患う中で試行錯誤しながら布教に歩いた言行録が原始仏教聖典として残されている。そこで説かれた教えが現代に伝わり、私たちの人生の指針となっている。降誕会にちなみ、東洋大学名誉教授の森章司博士に聞いた、人間釈尊を象徴する逸話を談話と共に紹介する。

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本会一食平和基金運営委 「一食地域貢献プロジェクト経験交流会」開催と昨年度の各教会の取り組みから 

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会の「一食地域貢献プロジェクト経験交流会」が3月18日、オンラインで開催された。同交流会は、すでに取り組んできた教会と新規参加の教会が成果や功徳、課題を共有し、学び合うもの。45教会の一食地域貢献プロジェクト推進委員ら103人が視聴を通じて参加した。

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ウクライナ侵攻1年――全国各教会の支援活動から

ウクライナへの侵攻から1年、いまだ戦争は収まらず、多くの命が危機にさらされている。戦火を逃れるため8000キロ以上離れた日本に避難してきたウクライナ人も少なくない。この間、全国の立正佼成会各教会は戦争の早期終結を願い、緊急募金や祈願供養など、さまざまな平和活動に取り組んできた。現在も、支援や平和への取り組みは各地で続けられている。その中から、仙台、文京の両教会、東京西支教区の活動を紹介する。

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「ユニセフ募金」「国連難民募金」「国連WFP募金」 3団体代表が本会の活動への願い語る

立正佼成会が青年部を中心に長年取り組んできた「一食(いちじき)ユニセフ募金」が、今年度から名称を「ユニセフ募金」に改められた。また、街頭募金の支援先に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連世界食糧計画(国連WFP)が加えられた。

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RKINAオンラインセンター開設から1年 一般社会に本会の教えを発信 本会初のウェブサイト上の拠点として活動

北米国際伝道センター(RKINA)のオンラインセンターが、立正佼成会で初めてウェブサイト上の拠点として認可されてから1年が経った。建物としての道場を持たず、あらゆる活動をネットワーク回線を使って行い、一般社会に広く本会の教えに触れる機会を提供している。気軽に法座や研修などの活動に参加できることから、会員数は100人に上り、広がりを見せている。

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おうちでハンドメイド 心のこもった“贈り物”を(動画あり)

新型コロナウイルス感染症が流行して3年が経った今も、マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保など対面でのコミュニケーションが制限され続けています。サンガ(教えの仲間)の喜びや悲しみを一緒に感じたい、離れて暮らす家族に感謝を伝えたい――。たとえ直接会えなくても、多くの人が、相手の心に寄り添い、絆を深めたいと願っているのではないでしょうか。そこで今回、大切な人に思いを伝える“お手伝い”ツールとして、100円ショップなどで購入できる材料を使って作るハーバリウム、スノードーム、ブックカバー(B6判、法華三部経・訓読=大=用)の作り方を紹介します。家族や友人、サンガに心のこもった贈り物をしてみてはいかがでしょう。

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