特集
WCRP日本委とJAR 5年目を迎えた「シリア難民留学生受け入れ事業」 24人が来日し、定住に向け支援進む
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会と認定NPO法人「難民支援協会」(JAR)は2017年から、シリア難民を留学生として受け入れ、日本での定住につなげる共同事業を展開している。民間主導によるシリア難民の受け入れは、日本で初めての取り組みとなる。翌18年からは、この事業に協力する大学も加わり、支援の輪が広がっている。これまでの4年間で来日した留学生は計24人。現在、日本語学校を卒業した留学生6人が大学に、1人が大学院に進学し、2人が企業に就職した。
コロナ禍の中で悩みを分かち、知恵を出し合い、皆で苦境を乗り越えていく 「六花の会」共同推進責任者に聞く
経営者や個人事業主の立正佼成会会員(有志)による全国的なネットワーク「六花(りっか)の会」は2018年12月に発足し、各地で仏教経営者塾を行ってきた。新型コロナウイルス感染症が流行した昨春以降は、オンラインで活動している。仏教精神を経営に生かして会社を元気にし、社会に役立つ企業になっていくことが願いだ。経営者の自覚と実践の大切さなどを学ぶとともに、コロナ禍の現在は悩みを分かち、知恵を出し合って皆で苦境を乗り越えようとしている。同会の共同推進責任者の大畑昌義さん(69)=荒川教会渉外部長=にメンバーの現状やコロナ禍での取り組み、仏教経営者塾にかける思いなどについて聞いた。
第52回「青年の日」フォト&ボイス それぞれの場所でできることを “一滴”が大きな力に
平和の大河へ――参加者の声
5月16日を中心に、立正佼成会の第52回「青年の日」の取り組みが各教会で実施された。全国の青年部員たちは新型コロナウイルスの感染防止対策を取りながら、「持続可能な開発目標」(SDGs)に関するオンライン学習会や清掃活動など、趣向を凝らした活動を展開した。活動の様子と参加者の声を紹介する。
誰一人取り残さない――「持続可能な開発目標」(SDGs) よりよい世界、未来を願い 一人ひとりが継続した取り組みを
よりよい未来を築くために、地球上の「誰一人取り残さない」――そうした決意のもと、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)。そこには、全ての人が安全で、安心して暮らしていける世界にするための国際目標が示されている。立正佼成会でも昨年から、「青年の日」にSDGsの視点を取り入れて活動を展開している。「青年の日」の活動を機にそれぞれが意識を高め、年間を通して取り組みを続けることも大きな願いの一つだ。SDGsの意義や内容を紹介し、生活の中でできる取り組みを提案する。